こんちはファナティックみかみりょうです。タイトルの画像はおなじみワタルのアイドルMr.Itoです。

実はSCAJ直後に生産者セミナーいってまして、久しぶりになじみの生産者と語らってきましたー。今日はお二人の生産者さんのご紹介とセミナーの内容をご紹介しますです(セミナー外の情報もてんこ盛り)。

Café Gregg

もうワタルとは10年以上の付き合いになりますかね。オーナーさんはJuan Carlos Gregg Meza氏。真面目な性格の御仁で、なぜか写真はほとんど正面で親指立てる恒例のGoodポーズ(これぞグレッグスタイル)。グレッグさんはコーヒー生産者の4代目で2004年から農園運営をスタートしました。2007年にSCAAのイベントに参加し、そこでワタル㈱と出会い、日本での展開が始まりました。Cup of Excellenceにも何度も入賞しており、高品質なコーヒーの生産に心血を注いでます(優良農園だね!!)。

Gregg スタイル

グレッグさんはこれまた本当に真面目な生産者なので、車に乗っていた時「ここら辺の標高はどれくらい?」と聞いたら、いきなり車を止め、高度計を作動させて正確な値を教えてくれました。曰く、「俺は嘘をつきたくない」・・・だそうです(くそ真面目!!)。かっこええのぅー。

いつもこのポーズ

Café Greggの主要生産地はApaneca Ahuachapan(アパネカ・アウアチャパン)と呼ばれる地域で、同国のスペシャルティーの生産では随一。国の西部に位置しています。そして彼の代表的な農園は以下の通りです。

Shangrila(シャングリラ)

El Recuerdo(エル・レクエルド)

San Jose(サン・ホセ)

San Blass(サン・ブラス)

Shangrilaが代表的な農園で、El Recuerdoが二番手(勝手に決めてますが・・・)。どちらの農園もBourbon種主体です。以前さび病で収量が激減した時にグレッグさんはCaturra種への植え替えを検討していたのですが、カッププロファイルの観点から、ワタルの方で無理言ってブルボンをもう一度植えてもらいました。そしたら2014年にまたさび病でやられて収量が10分の1以下になったことがあります・・・・。ごめんよぅ!!!!

・・・でもCaturraもさび病耐性ないよう!!!!!

San JoseではBourbonの他、Orange BourbonやF1といった謎品種も植わってます(なんの交配種なのか・・・?でもおいしかったよ!)。San BlassはOrange Bourbon種の出来がすごく良くて、これはほんとおすすめ。ちなみにSan Blassは標高が少し高くてさび病の被害を免れました(何とか大丈夫だったみたい)。

ちなみに各農園の印象は下記の通り・・・・。

Shangrila              

シトリック主体たまにフローラルノートが現れる

El Recuerdo         

シトリック、マウスフィールも良好でバランスが良いタイプ

San Jose                

F1種はアシディティーが鮮やかでグレープフルーツみたい

San Blass               

Orange Bourbon種は甘さが強く印象度の高いカップ!おすすめ!

ここ最近のNew Yorkの相場は低調に落ち着いてますが、数年前は結構高騰しており、それも何故かエルサルバドルの買い付けタイミングに暴騰したり、さび病が発生したり、散々だったので、しばらくこのオリジンは不遇の時を迎えていました・・・。ちょっとテンションが下がってましたね。いまこそ復活の時!!

La Divina Providencia

コーヒーの声を聴くRobert Ulloa氏

オーナーさんはRobert Samuel Ulloa Vilanova氏。お取引は昨年から始まりました。上記で触れたとおり、さび病やらNYの高騰でエルサルバドルのコーヒーのプレゼンスが下がっていたのですが、やはりおいしいサルバドルのコーヒーを求める方は多くいらっしゃいました。そこで今一度優良エルサルバドルの新しいコーヒーを扱ってみようと考えたのですが、Bourbon種、Pacamara種はすでに有名で、出尽くした感があったので、以前耳にしたことがあったSL種(タンザニア、ケニアの代表的な品種)を紹介してほしいと、ファナティックは産地にリクエストしたのです。そうして紹介していただいたのが、このLa Divina Providencia(ラ・ディビナ・プロビデンシア)のSL28でした。

ロベルト・ウヨアさんは5代目の生産者でこれまた大変熱心な生産者です。熱心すぎてめちゃくちゃ話が長いです。「徹夜でコーヒーの話ができる」といってなかなか放してくれません(結構大変・・・)。しかも「俺はコーヒーの木の声が聞こえる、コーヒーの木の根を透視できる」と豪語するなかなかのFanatic Producerぶりです(うほ)。

真ん中がコーヒー透視家Roberto Ulloa氏

ちなみに、どうでもいいけどロベルト・ウヨアさんの座右の銘は・・・。

一に忍耐(Perseverance)

二に忍耐(Perseverance)

三に忍耐(Perseverance)

すといっく(涙)!!

ロベルトさんが1991年にこの農園を購入した時はまだ5haあまりの農地でした(現在は70haに拡大)。場所はSanta Ana(サンタ・アナ)と呼ばれる地域にあり、同Santa Ana火山の北東斜面に位置しています。火山灰性の肥沃な土壌に加えて十分な降雨量。平均1,650mの標高はまさに高品質コーヒーの栽培にうってつけでした。最近温暖化による気候変動が激しいですが、農地周辺はここ数年気候が一定で変わりないそうです(マジで!?)

そして驚くべきことに、SL28はこの農園で育成していたもともとのオリジナル品種で、通称Kenya(Tanzaniaとも聞いたことがあったような・・・・)と呼ばれていたというのです。なんでも100年以上前にエルサルバドルを事実上支配してた通称“14家族”=Fourteen Familiesの一角であった、Sola一家(マフィアみたいだね)が外遊でKenyaに行った際にこのSL28を入手し同国に持ち込んだそうです。それが人知れずこの小さな農園(今は小さくないけど)でひっそりと育てられ、100年以上後になって日の目を見ることになったんですね。

ファナティックも2014年にエルサルバドルのCOEに参加した時に、生産者とのグループミーティングでSL種の古木が少量あるらしいという、この話を聞いたことがありました。その時は大変興味があったのですが(サルバドルに100年前のSLがあるってどういうこと!!?・・・という驚き)、当時はかなり希少で手の入れようがありませんでした。でも数年経ってついに買えるようになったのは本当にうれしいですね!

La Divina Providenciaでは農地拡大によってBourbon、Pacamara、Geisha、なども植えていったようですが、このSL28の生産も増やし、今では安定的に購入できるようになりました。なおロベルトさんは新しい生産処理にも積極的で、Anaerobicなど特殊ロットも作成対応可能とのことです。いやー大変たのしみですねー。

そんなSL28のカップクオリティーは、本家ケニアを思わせるようなボディと甘さがあってがっちりした印象です。ケニアほど酸は鮮烈ではありませんが複雑で、甘さの出来がとてもいいですね!ぜひこのNaturalとかCarbonicとか飲んでみたい!!

なおLa Divina Providenciaもここ最近のCOEでは何度も入賞していますね(別区画で違う農園名でも出品している)。

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こんなとこかな?

・・・ということで機会があったらぜひエルサルバドルのコーヒーに思いをはせてみてください。

Roast Design Coffeeでは10月中旬(予定通りに入港したら)からLa Divina Providenciaが飲めるよ!!ぜひ飲みに来て♡

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一にときめき♡

二にときめき♡

三にときめき♡

これこそFanaticスタイル!!

うぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ♡