こんにちは!!気持ち光り輝くKilimanjaro Fanaticです(*’▽’)!!
今日は日本でもトップクラスの知名度を誇る生産地、タンザニアをご紹介します!!
スペシャルティロットよりかは、すでに名声を得ているプレミアム/ハイコマーシャルのイメージが強いですが、既存の有名農園もここ数年で大分進化しているようです!
それほど細かく複数のテロワールをご紹介は出来ませんが(あんまり優良マイクロットがまだそんなにない)、知名度のある農園らを交え、生産地としてのタンザニアをご紹介したいと思います!!
タンザニアの生産概要
- 伝播時期:19世紀
- 年間生産量(2023年):1,139,000袋
- 主な生産処理:
- アラビカ:水洗式(ソーキング)
- カネフォラ:非水洗式
- 主なコーヒーロットの単位:農協などによるエリア集積型(ファクトリー)、または大規模私営農園
- 主な品種:Kent、Typica、Bourbon、Blue Mountain、Arusha、N39
- 主な生産形態:小規模農家/家族
- 主な収穫時期:7~12月
- 主要港:ダル・エス・サラーム
日本では、キリマンジャロ(Kilimanjaro)のブランドネームで有名な東アフリカの生産国であるタンザニアですが、欧米では、隣国のケニアの方が品質は高いと認知されています。同国のコーヒー生産量は2023年で1,139,000袋(68,340MT)となっており、ケニアより多いものの、それほど多い生産量ではありません。タンザニアもコロンビア・マイルドに属する水洗式コーヒーの代表的な生産国ですが、コマーシャル・コーヒーの価格水準はコロンビアとほぼ同等となっています。輸出規格はスクリーン・サイズと欠点数カウントにもとづいたグレーディングを行っており、アラビカ種ではAA、A、ABといった等級、ロブスタ種ではスクリーン18、17、16…といった表記となっています。また、国内流通にオークション・システムを採用していることから、ケニアと同じく、コーヒーのロットは公平に入札/落札され、輸出業者が販売用在庫として落札する形態をとっています。
・・・・・・
あれ・・・・?
以前全協でICOデータ調べたときは2022年は88.7万袋だったのに、今見たら113.7万袋に上方修正されてる・・・・!!修正は結構あるけど、1年以上たってからの30万袋近くの修正・・・。これはさすがにひどいんじゃないかしら(^_^メ)。(Coffee図鑑には2022年は88.7万袋って書いちゃったじゃーん!!!!!(死))


【引用】需給関係 〔 国際コーヒー機関(ICO)統計資料 〕2023 & 2024年、全日本コーヒー協会統計資料
https://coffee.ajca.or.jp/pdf/data-ico202411.pdf
やっぱUSDA(米国農務省)の方がデータは正確そうだなぁ・・・。
・・・・・・しくしく。
ちなみにコーヒーの主要港であるダル・エス・サラームはケニアのモンバサと並んでとても重要な港の一つで、海洋に面していない生産国、ルワンダ、ブルンジ、コンゴ、ウガンダ等のコーヒーはこの2つのいずれかで出港されますです。
タンザニアは過去のヨーロッパ諸国の植民地政策で、特にドイツやイギリスの支配を受けたため、ドイツ系のルーツを持つ農園が多く存在しています。1839年にドイツの入植者の手によってキリマンジャロ山の麓にコーヒーの木が植えられて農園が形成され、第一次世界大戦以降はイギリス人の手によって西側エリアにコーヒーがもたらされました。1961年には多くの大規模農園が国有化され、各生産州において政府管轄による農協組合を中心とした管理体制に移行することになりましたが、過剰な農協組合の設立と人口の大移動により、コーヒーの生産は減産の一途を辿ってしまいます。1990年にタンザニア政府がコーヒー農務局に管理を委任してからは、農園などの私有化といった自由化もある程度進みましたが、効率が良いとは言えない運営形態も多々あり、タンザニアはいまだに本来の品質ポテンシャルを発揮できていない感じですねー。
【アラビカ種とカネフォラ(ロブスタ)種】
国内の生産内訳では70%がアラビカ種ですが、残りの30%はロブスタ種にあたります。タンザニアの北西にあるビクトリア湖(Victoria)の西側がカネフォラ種の発生地とされていますが、これに連なる耕作種であるロブスタ種はタンザニアのもう1つの代表的なコーヒー作物であり、特にブコバ産(Bukoba)のロブスタ種は、ブコバ・ロブという名称で流通しています(まあ大体ヨーロッパ向けですね)。アラビカ種においては、伝統的なティピカ種やブルボン種以外にも同じくイギリス植民地であったインドで開発されたケント種、ジャマイカからもたらされたブルー・マウンテン・ティピカ種のほか、タンザニアのコーヒー研究期間であるTACRIが開発したブルボン種系のN39種、そしてティピカ種またはフレンチ・ミッションがルーツとされるアルーシャ種(Arusha)などが耕作されています。
Bukoba Rural District(ブコバ地区)

ちなみにロブスタの木はこんな感じで、さすがRobust(力強い)な実成ですな!!

ちょっと気持ち悪いくらい実成の多いロブスタ種の木(ブコバ)
【国内流通とコーヒーオークション】
他のアフリカ諸国と同じように、タンザニアにおけるコーヒーの生産形態は90%が小規模農家によるものですが、これ以外にも企業体による大規模農園なども存在します。農家は自宅の庭に成っているチェリーを最寄りの農協組合やチェリー・コレクターに販売し、農協などが保持するウエット・ミルで生産処理を行うのが基本になっています。生産者からチェリーを買い上げた農協やチェリー・コレクターはオークションに出品し、それを輸出業者が落札します。なお、アラビカ種のオークション会場はモシ(Moshi)にあり、ロブスタ種のオークション会場はブコバにあります。
以前は海外のバイヤーとの関係性を重視していたため、トップ・グレードのコーヒーの多くは、オークションを介さなくても海外の輸入業者と契約販売することがタンザニア・コーヒー農務省(Coffee Board of Tanzania)によって許可されていましたが、2018年からはこういった直接販売が禁止されました。タンザニア農務省は各生産エリアに小規模農協、AMCOS(アムコス=Agricultural Marketing Cooperative Society)を設立し、原則全ての生産者に対してチェリー、あるいはパーチメントを各生産エリアに設置されたAMCOSに販売するよう義務付けました。これは同時にオークションでの入札を義務づけることとなり、AMCOS単位でのトレーサビリティが制定されたため、細かいテロワールへの追跡が不可能になりました。ある程度の規模を持つ企業体や私営農園は農務局からの認可を受けることで、この措置の適用を免れることができますが、現在は生産量のおよそ95%にあたるコーヒーが、このAMCOSを通じて流通しています。
・・・・・・という事なのですが、こういったAMCOSのロットをカップしたことが無いですね!!
日本に流通するロットとしては私営大農園の銘柄物(エーデルワイスとか)、コマーシャルグレード(AAとか)、輸出業者または輸入業者のブランドスペック(Snow TopやKiboとか)が多いので、個別のAMCOS名を標榜したロットにまだお目にかかったことがありません(笑)。
以前商社にいたときは「これから大変なことになるかも!!!??」・・・・といった感じでしたが、蓋を開けてみると、別になんでもかったですね。コマーシャルの仕入れだったら別にAMOCSどころかエリアはどうでも良いですし・・・・。単一農園の場合は今までと変わらず・・・・でした(笑)。
タンザニアのテロワール

【引用】Coffee production in Tanzania, Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Coffee_production_in_Tanzania#/media/File:Coffee_zones_of_tanzania.png
タンザニアのアラビカ・コーヒー生産エリアは、大きく北部(North)と南部(South)に分類されますがが、品質の面では北部に優良なテロワールが集結していると言えます。キリマンジャロ州(Kilimanjaro)やアルーシャ州(Arusha)といった地域はタンザニアでも著名な生産エリアです。タンザニアはケニアとは対照的に、農協組合のコーヒーよりも農地面積が数百haに及ぶ規模の大きなエステイト・コーヒーの方が知名度は高く、かつ品質における評価も高いものが多くなっています。
ちなみに行政区分はこんな感じ。Google Mapで有名農園もいくつか辿れたので、農園所在地も記載しましたー。
【Region(州)以下の行政区分】
- District(地区)
- Ward(区)
- Estate(農園)
- Ward(区)
・・・・・・
それでは行ってみよー!!!
Kilimanjaro Reigion(キリマンジャロ州)
その名もずばり高峰、キリマンジャロ山を有する州です。この州にはアラビカのオークション会場があるモシ地区があるので、同国のコーヒー産業にとって重要な地です。・・・・しかしあんまり農園物の銘柄を聞いた事がないような・・・・・?

Moshi Rural District(モシ地区)

*地図のレイヤーは”Kilimanjaro & Moshi”を見てくださいね♡
- Moshi Rural District(モシ・ルーラル地区)
- Kibosho Magharibi(キボショ・マガリビ)
- Machare Coffee Estate(マチャレ・コーヒー・エステイト)
- Kibosho Magharibi(キボショ・マガリビ)
タンザニア北部の上位グレードのコーヒーは、日本では伝統的に“キリマンジャロ”の通称で愛飲されてきましたが、キリマンジャロ州のモシ地区にあるMachare Estateは、まさにキリマンジャロ山の麓に存在しており、タンザニアの上品質なコーヒーが持つ明るい酸と滑らかなボディを表しています。
Machare Estateはわりと近代に名称を付与された農園です。1998年にタンザニア政府はキリマンジャロ山の麓の農地を民間に割譲する取り組みを推進していったのですが、マチャレもこういった農地の一つでした。140haの農地を持ち、標高は1550mで、オーガニック認証などにも対応してます。コーヒーツーリズムも行っているので、敷地内にロッジやツーリスト用の設備を備えています。パナマのLerida EstateやコロンビアのLa Palma y El Tucanに似たような農園運営ですね。
・・・・正統派キリマンのマチャレ。入社してからほとんどカップすることが無く、この次に紹介するモンデュールに取って代わられた感が大きいですが、味わいは柑橘系のニュアンスでボディと甘さのあるコーヒーだったような記憶があります・・・・。
ちなみにKilimanjaroはKilima(山)、Njaro(白)、という意味だったと思います・・・。なので”白く輝く山”って感じですね!(*‘ω‘ *)
Arusha Region(アルーシャ州)


【引用】Arusha Region(Wikiperia)
https://en.wikipedia.org/wiki/Districts_of_Tanzania#/media/File:Arusha-Region.svg
キリマンジャロ州と共にタンザニア北部のコーヒーの名声を支えるのが、アルーシャ州です。アルーシャ州はタンザニアにおけるアラビカ・コーヒーの生産地の中に重要な位置を占めており、東側、中央、西側と優良なテロワールを保持しています。品種名にもなったアルーシャ種はこの州から発生し、パプア・ニューギニアなど、他の生産国にも伝播しています。
・・・・・・一応Monduli、Karatu、Ngorongoroの各Distrtict(地区)のコーヒーも日本ではKilimanjaro(キリマンジャロ)と呼ばれていますが、よくよく地図を見てみると、そもそも違う州(Region)だし、なんかちょっとキワドイ感じですよね(笑)。知名度のある”キリマンジャロ”のブランドに乗っかった感満載です( *´艸`)!!
Moduli Distrrict(モンデューリ地区)

*地図のレイヤーは”Arusha & Monduli”で見てくださいね♡
- Moduli District(モンデューリ地区)
- Monduli Juu(モンデューリ・ジュウ)
- Mondul Coffee Estates(モンデュール・コーヒー・エステイト)
- Monduli Juu(モンデューリ・ジュウ)
アルーシャ州中部ではモンデューリ地区にあるMondule Estateが有名で、日本でも地名の高い銘柄として認知されています。同州では地理的にキリマンジャロ州に近いテロワールであることから、この地区のコーヒーにも柑橘系のニュアンスがあり、キリマンジャロ州のコーヒーではないものの、模範的なキリマンジャロ銘柄と言えるでしょう。
Mondul Estateは1931年創業なので、私営としては古い農園ですね。イタリア人のCont Davico氏(コント・ダビコ)が開拓した農園で、これまで一族が経営してきましたが、2007年に所有が外部に移り、現在はBurka Estate社が管理しています。標高は1,650〜1,840mで程よい感じですね!
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ちなみにモンデュール農園はMonduli山(モンデューリ山)の麓に位置しています・・・・(゚Д゚;)ヤマガチガウ・・・。
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大規模私営農園におけるチェリーの集積作業(Module Estate)

設備の充実したウエット・ミル(モンデュール農園)
アフリカだとMckinnon社のウエットミルが多いので、Pinhalense社(ブラジル)のシステムは珍しいですね!まあこっちの方が高性能だと思います。
残念なタンザニアのハイコマーシャルが多い中でモンデュールは長らく名声を維持してきまたね!今でも品質は安定しています。Kibo(キボー)とか輸出業者が作るAAスペックって、たまに滅茶苦茶枯れてたりすることあるから、まぢ油断できんのですよ・・・・(/・ω・)/。やっぱり私営農園の方が信頼度は高いですね!
Karatu District(カラトゥ地区)

*地図のレイヤーはNgorongoro & Karatuを見てくださいね♡
- Karatu District(カラトゥ地区)
- Karatu(カラトゥ)
- Ngila Estate Limited(ングリア・エステイト)
- Oldeani(オルデアニ)
- Edelweiss Oldeani Estates Ltd(エーデルワイス・オルデアニ・エステイト)
- Edelweiss (エーデルワイス)
- Finagro (フィナグロ)
- https://www.edelweiss.co.tz/farm.html
- Blackburn Estate(ブラックバーン・エステイト)
- Edelweiss Oldeani Estates Ltd(エーデルワイス・オルデアニ・エステイト)
- Mangola(マンゴラ)
- Acacia Hills Coffee Estate(アカシア・ヒルズ・コーヒー・エステイト)
- Karatu(カラトゥ)
2010年代以降スペシャルティ・コーヒーの機運の高まりを受けて、特定地域の限定の品評会が各国開催されるようになってきましたが、アルーシャ州の西側地域はすでに長年にわたって名を馳せている農園らが存在しています。コーヒーの生産地域は火山地帯のカルデラに形成されることも多いのですが、ンゴロンゴロ保全地区もその1つです。ここで活動を行っているンゴロンゴロ・コーヒー・グループ(Ngorogo Coffee Groupe)はアメリカのNGOであるACE(Alliance for Coffee Excellence)の協力を得て、2021年より当地限定のプライベート・オークションを開催しており、従来のタンザニアのイメージを覆す素晴らしいコーヒーたちが、世界各国のロースターの目に留まるようになりました。なおこれらの著名農園らはオルデニア山の南側からカラトゥ地区の北部にかけて分布しています。
これらの地域も”キリマン”と呼ばれているけど、ぜんぜんエリアが違いますね(笑)。
タンザニアのPCAは国が近いためか、アラブ系の審査員が多かったりして、ちょっと新鮮な感じです。また以前は出品ロットにバレル・エイジドのコーヒーのエントリーがあったりと、結構カオスなことになっていました。うぽぽ。
【参考】Tanzania Ngorongoro
https://allianceforcoffeeexcellence.org/2022-tanzania-ngorongoro-private-collection-auction/
Nglia Estateはンゴロゴ・クレーターに隣接する農園で、1992年にドイツ人のMeyer(メイヤー)一家に購入されました。農園面積は100haで標高は1,500~1,600mに分布しています。コーヒーでは珍しいですが、近代的な灌漑設備を導入して高品質コーヒーの栽培に力を注いでいます。タンザニアとケニアは旱魃が問題になるので、こうした灌漑システムがあると安心感がありますね!
Edelweiss Estateはもう名前からしてドイツ系ですね(笑)。こちらもンゴロンゴロ保全地区の森林に隣接しており、野生環境が豊富な土地柄です。1900年代にドイツ人入植者によって農園運営が開始され、1926~1931年にかけてAscona農園が成立しますが、第二次世界大戦中にイギリスに接収され、1950年にはアメリカの所有となります。その後1969年にVohora家(ヴァオナ)がEdelweissとAsconaを買収して今に至るようですね。Finagro Estate(フィナグロ)も系列農園なのですが、グループ傘下であったAscona農園とHelgoland農園(ヘルゴランド)を統合することで誕生しました。
Blackburn Estateは初期のスペシャルティシーンから重宝されてきた農園ですね。タンザニアはスペシャルティに関してはちょっと出遅れた感があって、このBlackburnはそんな中でも孤軍奮闘していたような印象があります。ここも1980年代のコーヒー産業の自由化によって頭角を現した農園で、特にオーガニックに力を入れているようです。・・・でも個人的にオーガニックのイメージなかったですがね・・・?オーナーのMichael Gehrken氏(ミカエル・ゲールケン?)はこれまたドイツの方です。日本だと堀口珈琲さんで昔扱っていましたね。
Acacia Hills Coffee Estateは2010年代後半のムーブメントの中で有名になった農園です。上記のNgorongoroのプライベートオークションで優勝や、ゲイシャ種やパカマラ種の栽培で一躍有名になり、世界中のロースターから熱い視線が注がれました。農園はOrdeani山の南西に位置し、西のEyasi湖(イアシ)に隣接しています。1930~1940年にかけて4つの農園がドイツ系の入植者の手によって開拓されますが、1960年代に統合され、Acacia Hillsの名を関することになります。・・・ということで60年の歴史を持つ農園なので、タンザニアの私営農園としては古参になりますね。2007年にアメリカのロースターとのパートナーシップと締結してスペシャルティグレードに注力したため、こういった取り組みの成果が出たのですね!すばらしい(∩´∀`)∩!なお、現オーナーは地元の農家であったLeon & Aideen Christianakis(レオン&アイディーン・クリスチャナキス?)の両氏です。
エーデルワイス農園、そしてスターバックス・コーヒーカンパニーが使用したことで有名になったブラックバーン農園は共にドイツ系のルーツを持っており、タンザニアの高品質ロットのブランドを牽引してきた重要農園たちです。(エーデルワイスは成城石井でも売ってるんじゃないかな?日本では結構実績の長い農園ですね!)
フィナグロ農園、ングリア農園らはプライベート・オークションで入賞経歴がある実力派で、従来のタンザニアとは異なるエレガントさやが特徴です。2022年に1位に輝いたフィナグロ農園はエーデルワイス農園と同じ企業グループですね。アカシア・ヒルズは上記の通り、タンザニアでは珍しいゲイシャ種やパカマラ種を栽培してフローラルでフルーティなロットのラインナップを揃え、ここ最近で最も注目されている農園です。
ここら辺の農園はOldeani山(オルデアニ山)の麓に分布しているので、これまた・・・・(゚Д゚;)ヤマガチガウ・・・
Ngorongoroグループ主催ですが、オークションの入賞農園は全部カラトゥ地区ですね・・・・。まあここら辺はNgorogoroクレーターの外輪にも相当しているみたいなので、お仲間って感じですね!
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まあ、でもタンザニアは私営農園が多いので、自由度が高いのがイイですね!
ケニアとかだと、ゲイシャ種とかパカマラ種を植えるのは現実的ではありません。極小規模生産者にノウハウがないまま特殊な品種を栽培させるのはリスクが高すぎるからです(栽培に失敗したら生活できなくなっちゃう)。その点タンザニアの私営農園では試験的に栽培したり、一部の区画をハイエンド用にあつらえることもできるので、今後の期待が高まりますね!!
ちょっとまだタンザニアのゲイシャはボリビアやホンジュラス、コロンビアなどの物に比べると、シンドイ感じですが、その内ピカピカなコーヒーが生まれてくるかもしれません。懸念としては、最近流行ってる変なInfusedに走らないかが心配ですなぁ・・・・・(;・∀・)。
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私はモンデューリちゃん
私の隣はオルデアニちゃん
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もし(Moshi)!?
そこの貴方は憧れのキリマンちゃんですか!?
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どうやったら私もあなたみたいに光輝けるのかなぁ?
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「貴方たち!!自分の山に誇りを持つのよ(∩´∀`)∩!!」
「みんながキリマンである必要はないのだから!!」(キリマン氏談)
ほんとの私・・・・・でびゅー(*ノωノ)☆!!!!!!!!!!
どっかーん!!!