こんにちは!!Coffee Fanatic三神ですー
今回取り上げる生産地はコロンビアですね!!
年間の生産量は1,400万袋ちょっとで世界第3位の生産量を誇ります。 アラビカ種のコーヒー生産地で、ブラジルの次に重要なのはやはりコロンビアですねー。
植え替えで減産していた時はインドネシアに抜かれましたが、大体3位をキープしています。
なぜコロンビアが重要かと言うと、世界最大の“Washed(水洗式)”コーヒーの生産地だからですね。
ちなみにコーヒーの伝統的なカテゴリーの区分は以下の通りになりんす。
- Brazilian Natural(ブラジリアン・ナチュラル)
- Colombian Mild(コロンビア・マイルド)
- Other Mild(アザー・マイルド)
- Robusta(ロブスタ)
上記の内“Colombia Mild”が最も上等とされ、このクラスにはコロンビア、ケニア、タンザニアが該当します。
この3か国以外の水洗式アラビカコーヒーの生産地は、その下の“Other Mild”と言うくくりになってちょっと雑な扱いになっています(笑)。なのでOther Mildに該当する生産地はめっちゃいっぱいあるんですねー。
という事でこの区分から、昔からコロンビアが別格で、なおかつ水洗式コーヒーのロールモデルであることが分かりますね。
まあ今ではスペシャルティーコーヒーと言う概念があるので、あまり国自体がどうこう・・・と言う事は少なくなりましたが、やはりテロワール的にもコロンビアは素晴らしいものがあるのは確かです。
実はマイクロロットの興隆はちょっと遅れていた国で、10年くらい前だと、まだ広域地名のもののロットが一般的でしたね。コロンビアは2,3ha位の小規模生産者が多いので、自前のミルで生産処理することは稀です。今では輸出業者が代行して細かいトレーサビリティーを維持したロットを展開するようになりましたが、それ以前はスペシャルティーグレードであっても、特定地区の小規模生産者の集合体ロットが普通でしたねー。
最近は結構資本の大きそうなプロジェクトが増えていて、HPなんかもしっかりしている農園が見受けられます。
こういった特殊でお金のかかったロットは競技会には良いのですが、Cup of Excellence(COE)でもこうしたものが多くなると一般の小規模生産者は太刀打ちできなくなるので、なんともまあ難しい問題ですなぁ・・・。
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という事で、早速スペシャルティーで代表的な県を上げてみましょう!!
代表的な生産県
- Norte de Santander(ノルテ・デ・サンタンデール)
- Santander(サンタンデール)
- Antioquia(アンティオキア)
- Cunidinamarca(クンディナマルカ)
- Risaralda(リサラルダ)
- Tolima(トリマ)
- Quindio(キンディオ)
- Valle del Cauca(バジェ・デル・カウカ)
- Huila(ウィラ)
- Cauca(カウカ)
- Narino(ナリーニョ)
北から南に向かってこんな感じですかね?
そんでもってCOEの2014~2021年までの入賞農園の地域や有名どころを拾い集めると、各県の区画は以下の通りになりましたー。
- Norte de Santander
- Ragonvalia
- Toledo
- Herran
- Bucarasica
- Santander
- Aratoca
- Bucaramanga
- Antioquia
- Concordia
- Urrao
- Caicedo
- Cunidinamarca
- La Mesa
- Zipacon
- Sasaima
- Risaralda
- Marsella
- Tolima
- Planadas
- Ibague
- Rioblanco
- Cajamarca
- Quindio
- Circasia
- Pijao
- Montenegro
- Genova
- Valle del Cauca
- Caicedonia
- Pichinde
- Trujillo
- Huila
- Palestina
- Pitalito
- Oporapa
- San Agustin
- La Argentina
- La Plata
- Miguel Angel Bonita Morales
- Guadalupe
- Suaza
- Nieva
- Algeciras
- Santa Maria
- Gigante
- Acevedo
- Cauca
- Popayan
- Inza
- Piendamo
- Caloto
- Jambalo
- Miranda
- Toribio
- Almaguer
- Santander
- Sotara
- Narino
- Buesaco
- El Tablon de Gomez
- San Pedro de Cartago
- Consaca
- La Union
- Yacuanquer
- San Lorenzo
- Samaniego
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いやー、多い・・・・!!!!
特にHuila、Cauca、Narinoの地区が多いですねー。
なおCOEの入賞県は・・・。
- 2020~2021年の間はHuila、Narinoが多いですね
- 2019年(North)はHuilaばっか・・・・
- 2017~2018年はToilmaとNarino、そしてHuila
- 2015年(North)はTolima主体で、Norte de Santanderがちょぼちょぼ
- 2014年(South)はNarino、Cauca、Antioquia
こんな感じの構成でした。(2016年は未開催)
・・・・・・
地理的にコロンビアは赤道からの距離がドンピシャで、熱帯収束帯があるため、中部地方の北と南で一回ずつ、雨期が2回あります。それにより収穫が国内で2回あります。主要シーズンである“メインクロップに対して、2回の目の収穫を”サブクロップ“、又は”フライクロップ”と言うのですが、コロンビアの場合はこれを“Mitaka Crop(ミタカ・クロップ)”と言います。
なので、COEは北と南を順番に行い隔年で開催していました。(結局は南北のロットが混在してしまうのであんま意味ない(笑))
ちなみに収穫時期は・・・
- メインの収穫⇒ 9~12月
- ミタカの収穫⇒ 4~6月
になるので、メインのロットは日本では初夏、ミタカは年末年始あたりに入港してきますかね?
まあ、詳しくはFNC(Federación Nacional de Cafeteros de Colombia)のサイトを見るとよくわかりますです(日本語対応してるよ!!)。
また、せっかく恒例のお手製地図を作製したのですが、なんと2021年のCOEページから各農園名のリンクに飛ぶと詳細な情報と地図が参照できるようになってました(/o\)。
よかったどうぞ・・・。
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それでは各県の細かい地域を見てみましょう!!
Norte de Santander
- Norte de Santander(ノルテ・デ・サンタンデール)
- Ragonvalia(ラゴンバリア)
- Toledo(トレド)
- Herran(エラン)
- Bucarasica(ブカラシカ)
今回ご紹介の生産県では最も北にある生産地です。2014、15年にCOEに入賞していますが上位の入賞はありませんね。コロンビアの場合、割と南部県にスポットが当たることが多いのですが、北の方もちょぼちょぼ入賞しています。でも最近の入賞はあまりなさそうです。
Norte de Santanderのテロワールは・・・・。
よくわかりません・・・(/o\)。
まあコロンビアらしい、明るいながらもマイルドな酸味と甘さ質感のバランスが取れているロットだと思います。コロンビアは国全体としてそんなに偏差が大きい印象はないですね。
Santander
- Santander(サンタンデール)
- Aratoca(アラトカ)
- Bucaramanga(ブカラマンガ)
Norte de Santanderのすぐ下がSantander県です。COEの入賞はあまりなく、2019年の14位に入っていますが、それ以外は全くないですね・・・。しくしく。
Bucaramanga地区で発見された(持ち込まれた?)エチオピア系のWush Wush(ウシュ・ウシュ)種が世界で注目され、その甘さと質感の高さから買い付けを希望するロースターが日本でも増えました。
オリジナルはHacienda El Roble(アシエンダ・エル・ロブレ)と言う農園でコーヒーツーリズムも行っているようですね!
Santanderのテロワールは・・・
・・・・・
酸の柔らかい、コロンビアマイルド(?)という事で・・・(雑)。
Antioquia
- Antioquia(アンティオキア)
- Concordia(コンコルディア)
- Urrao(ウラオ)
- Caicedo(カイセド)
今までCOEでは2020年と2014年に優勝をさらっていった県ですが、2020年はLos Tres Mosqueteros(ロス・トレス・モスケテロス)農園が1位。2014年はBella Vista(ベジャ・ビスタ)農園が1位になりました。ともにUrrao地区です。結構注目度の高い生産県になってきましたね。
上記の両農園によってエチオピアの原生種にルーツを持つ品種、“Chiroso(チロソ)”種が脚光を浴びました(Wush Wushといい、なんかコロンビアはエチオピア原生種がちらほら植わってるね・・・)。
2014年のBella Vista農園ではまだ、品種が良くわかっていなかったので、”Caturra”種という記載になっていますが、現在認知されているChiroso種であるとされています(Caturraで優勝したらまぢすごいけどねー)。
Antioquiaのテロワールは・・・
よくわかりませーん・・・・(゜-゜)。
そんなにこの県のコーヒーをカップしとらんのですが、甘さが割合強かった記憶があります。上記のChiroso種のロットはフローラルでエチオピアライクな感じがちょっとあったので、これは別格という感じですねー。
Cundinamarca
- Cunidinamarca(クンディナマルカ)
- La Mesa(ラ・メサ)
- Zipacon(スィパコン)
- Sasaima(ササイマ)
COEにはLa Mesaという区画の物が入賞していますね。ここは結構有名な県になりまして、Zipacon地区にある、La Palma y El Tucan(ラ・パルマ・イ・トゥカン)農園のSidra(シドラ)種のLactic Fermentation(ラクティック・ファーメンテーション:乳酸発酵)のロットを使用した韓国Momos Coffeeの女性バリスタが優勝したことでも一躍有名になりました。
また、かのCGLE(Café Granja La Esperanza)のプロジェクトもSasaimaという地区にある見たいですね。その名も“Hawaii”(なんでハワイ??)農園ですが、比較的新しい農園なんですかね?
まあ、CGLEの主要農園達はValle del Caucaに集結しているので、後ほどご紹介しますです。
Cundinamarcaのテロワールはわかりませんが、La Palma y El Tucan農園のSidra種はやはり乳酸な甘さとフローラル感がありました。ちょっとHerby(ハーブ臭)を感じましたが、キャラクターはしっかりしてましたね。・・・・でも特殊ロットだからCundinamarcaのテロワールそのものはやっぱりよくわからんかったですね(笑)。
Risaralda
- Risaralda(リサラルダ)
- Marsella(マルセージャ)
Tolima県とValle del Cauca県に挟まれたやや小さい県になります。真南はQuindio県です。
2019年(North)COEで1位になったMikava(ミカバ)農園がMarsella地区にあります。これ以外は見当たらないのですが、出品されたロットはGeisha種だったので、適合性が高かった土地だったのでしょうねー。
産地としては割と聞く名前ですが、スペシャルティー系だとそんなに名が知れている地区ではないかもしれませんね。
Risaraldaのテロワールは・・・・。
TolimaとValle del Caucaの中間の味!?・・・・かな?(;´・ω・)
Tolima
- Tolima(トリマ)
- Planadas(プラナダス)
- Ibague(イバゲ)
- Rioblanco(リオブランコ)
- Cajamarca(カハマルカ)
Tolima県は以前から優秀なスぺシャルティーコーヒーを生み出す地区として、認知されていました。以前お話したかもしれませんが、10年くらい前のコロンビアのマイクロロットはそれほど細かいトレーサビリティーが確立されていませんでした。ワタルで扱ったコーヒーは地区名を関したその名も“Planadas Tolima”という広域ロットでしたが、当時として出色の出来で、ファナティックも90点付けた覚えがあります。
有名な地区はやはりPlanadas地区、Ibague地区だと思います。2018年に2位になったLa Espana(ラ・エスペランサ)農園、4位に入ったLas Cuebas(ラ・クエバス)農園等からも分かる通り、Tolimaは特に2018年での入賞が多かった県でした。
Toilmaのテロワールは、かなり甘さがしっかりしており、ややフローラルなリンゴ様でなかなか良いと思います。・・・・まあ、記憶が美化されている感は否めませんが(笑)(´∀`*)ウフフ
いずれにしろ注目されている産地ではありますです。
Quindio
- Quindio(キンディオ)
- Circasia(シルシカ)
- Pijao(ピハオ)
- Montenegro(モンテネグロ)
- Genova(ヘノバ)
Risaralda県の南にあり、同じくTolima県とValle del Cauca県に挟まれた小さな県です。
2018年にMontenegro地区のCumaral(クマラル)農園が1位入賞しています。同年の3位、7位もこの地区でした。
Pijao地区も2019年に10位、14位に入賞しており、Quinidio県はここ最近でぽつぽつ入賞歴がありますね。
Quindioのテロワールは、あまりカップしたことがないのでよくわかりませんが、位置的にやはりTolima県とValle del Cauca県の間なので、甘さに特徴が出やすいかもしれません。その内秀逸なロットあらわれるかもしれませんね!
Valle del Cauca
- Valle del Cauca(バジェ・デル・カウカ)
- Caicedonia(カイセドニア)
- Pichinde(ピチンデ)
- Trujillo(トゥルヒージョ)
去年まで、Valle del CaucaとCaucaが別の県であるとは知らなかった、ハズカシイ・ファナティックです・・・。いやー、結構“Valle(谷)”は産地で良くある表記なので(ブラジルのVale do Gramaとか)、Cauca県の“谷にある生産地”がValle del Caucaだと思ってました。
トラップ!!(/ω\)
COEの入賞はあまりなく、2019年にCaisedonia地区にあるLa Gaviota(ラ・ガビオータ)と言う農園が17位に入っているくらいです。
だがしかし・・・・!!
実はValle del Caucaにはコロンビアの中ではダントツに超有名農園がそろっています!
Trujillo地区にはコーヒー競技会ご用達のCafé Granja La Esperanza(CGLE:カフェ・グランハ・ラ・エスペランサ)プロジェクトのフラッグシップ農園である、Cerro Azul(セロ・アスール)があり、Caisedonia地区には同じく有名農園であるLas Margaritas(ラス・マルガリータス)があります。
またあの“Carbonic Maceration”のコーヒーを世に放ったInmaculada(インマクラーダ)プロジェクトはPichinda地区に本拠地がありますね!!HPの方には詳細な農園情報はありませんでしたが、確かLas Nubes(ラス・ヌベス)農園がフラッグシップだったと記憶しています。
Café Granja La Esperanza(CGLE)のりんく
Valle del Caucaのテロワール??(゜-゜)
いやーこんだけ品種と生産処理いじくってたらよくわからんですね(≧◇≦)!!
CGLEのGeishaやPacamaraは素晴らしかったです。正統派なフレーバーがよりはっきり表れていて、ストラクチャー(構造)がしっかりしていました。クリーンカップもなかなかでしたね。
InmaculadaのCarnbonicシリーズはさすがに完成度が高く、いまいちな嫌気性発酵物に多い酢酸フレーバーは皆無で、Rume SudanもEugenioidesも、Geishaもラズベリーみたいなフレーバーにヨーグルト的な感じがあって、まるで〇annonのイチゴヨーグルトみたいでしたねー。
Huila
- Huila(ウィラ)
- Palestina(パレスティナ)
- Pitalito(ピタリート)
- Oporapa(オポラパ)
- San Agustin(サン・アグスティン)
- La Argentina(ラ・アルヘンティーナ)
- La Plata(ラ・プラタ)
- Miguel Angel(ミゲル・アンヘル)
- Guadalupe(グアダルーペ)
- Suaza(スアサ)
- Nieva(ニエバ)
- Algeciras(アルヘシラス)
- Santa Maria(サンタ・マリア)
- Gigante(ヒガンテ)
- Acevedo(アセベド)
もはやコロンビア第一のテロワールと言っても過言ではないでしょう・・・。HuilaはCOEでの入賞がダントツに多く、かなりの農園がほぼ毎年入賞しています。
最近は1位の入賞がありませんが、Geisha種とかAnaerobic Fermentationとかでなく、割と普通のBourbon種(ほんとにブルボンなのか怪しいけど・・・)でも入賞しているので、やはり地のテロワールが優秀なんですね!!
特にダントツの入賞歴を誇るのがPalestina地区ですね。それに続いてPitalito地区の入賞もかなり多いです。
Palestina地区のなじみのある農園だとEl Diviso(エル・ディビソ)農園とかLa Betania(ラ・ベターニア)農園などですねー。
Pink Bourbon種が発見されたAcevedo地区も最近注目されているエリアですね!Acevedoのコーヒーは比較的広域な地区名ロットでもクオリティーが高く、安くてうまいコーヒーです。いやー、Huilaの土地の力はすばらしいですねー
Huilaのテロワールは、酸が明るくきれいで鮮やかな印象です。甘さもしっかりしたロットもありますが、どちらかと言うと上品な酸味とクリーンなロットが多いように感じますね。もちろんベースのコロンビアとしての質感もありますけど。
Cuaca
- Cauca(カウカ)
- Popayan(ポパヤン)
- Inza(インザ)
- Piendamo(ピエンダーモ)
- Caloto(カロト)
- Jambalo(ハンバロ)
- Miranda(ミランダ)
- Toribio(トリビオ)
- Almaguer(アルマゲル)
- Santander de Quilichao(サンタンデール・デ・キリチャオ?)
- Sotara(ソタラ)
えー・・・、谷じゃないCaucaの方です(笑)。Caucaは2014年でのCOEの入賞が多かったですね。
Popayan地区はスペシャルティーコーヒーの割と早くから活動を行っていたEl Santuario農園が有名ですね!当時はまだそんなに特殊な品種が出回っていなかったので、Typica種とBourbon種を2000mに及ぶ高い標高で植え、かなり先鋭的な取り組みを行っていました。アメリカのロースターではIntelligentsia(インテリジェンシャ)がパートナーになってましたね。
今は温暖化が進んだのでましになりましたが、当時は環境が厳しすぎて木が枯れたり、ゲリラの活動が活発になって農園主のCamilo(カミーロ)さんが農園に行けなくなったりと、いろいろドラマがある農園です・・・。
最近では“Gold Wash”と言う特殊な嫌気発酵を、ブラジルで重宝されているYellow Bourbon種(Carmo CoffeesのLuis Pauloにもらったんかな?)に適応したコーヒーを作っていたりします。
発酵時のPHをライムと同じくらいにしたそうですが、ホントにライムジュース入れてんじゃないかな(笑)?フレーバーはナツメグや山椒。個人的には柚子胡椒の風味がしました。
またPiendamo地区は、2018年のCOEで10位に入賞したEl Paraiso(エル・パライソ)農園が有名ですね!!なんと10位なのに、1位のロットより高い価格で落札されるというトンデモ現象が発生し、その後は嫌気性発酵の魔術師(笑)のごとく、Double AF、Thermal Shock、720hours AF等の様々な生産処理を生みだしました。
こうしたコーヒーは、不自然なくらい明確なイチゴジャムフレーバーをあらわし、もはやコーヒーなのかイチゴなのかわからん程(笑)強烈なインパクトをコーヒー業界に与えました(/・ω・)/。
El Paraiso農園の情報はイタリアのGardelli(ルーベンス・ガルデリ)が詳しいですが、日本だとUSフーズさんが扱ってますね。
Caucaのテロワールは、コロンビアの中でも質感がもったりしていて、酸がきつくない印象があります。明確な特徴は出づらいですが、その分マイルドさが向上しているので、割と飲みやすいコーヒーなのではないかと思いますですー。
Narino
- Narino(ナリーニョ)
- Buesaco(ブエサコ)
- El Tablon de Gomez(エル・タブロン・デ・ゴメス)
- San Pedro de Cartago(サン・ペドロ・デ・カルタゴ?)
- Consaca(コンサカ)
- La Union(ラ・ウニオン)
- Yacuanquer(ヤクアンキエル)
- San Lorenzo(サン・ロレンソ)
- Samaniego(サマニエゴ)
スターバックスの影響で、超有名な生産地になりましたね(コロンビア・ナリーニョ・スプレモ)。最近のCOEではHuilaの次に多く入賞している生産地です。国の中では南に位置しエクアドルと接しています。
2021年にObraje(オブラヘ)農園が見事1位入賞しており、久方ぶりに名門生産県であることを改めて国内外に知らしめました(Geishaだけどね)。
Buesaco地区の入賞が最も多く、COEに入賞したNarinoのコーヒーのほとんどが、この地区の銘柄ですね。基本的にどのロットも出来が良くて、そんなにはずれのない、安心感のあるコーヒーが多いですね。
Narinoのテロワールは、やはりその高い甘さだと思います。他のコロンビアに比べて甘さがしっかりしてボディーもなかなか。同時にそこそこポイントの効いた酸があって、パッケージとしてはかなり良くできているコーヒーですね!!個人的にはNarino=“甘い”ですが、甘さを伴った酸はほんと美味しいです。スタバが力を入れている理由もわかりますなぁ。
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こんなとこかな?
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コロンビアマイルドであってほしい・・・・
スイートなダーリンにNarino(成りーの)♡
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くっ・・・・・・・・・・・