こんにちは!!Market Fanatic三神です!!

今日は最近皆さんの気を揉ませている、ニューヨーク・マーケットについて考察していきたいと思いまーす(≧◇≦)。

いやー・・・300セントまた超えてしまいましたね!

ちなみに今は折り返していまして、295.2セントです(本稿執筆時は2024年の12/3日ですー)。先週は326セントくらいまで上がり、その後2日で30セント下落しました。・・・・値動きが激しいですね!!(この後また330セント越えに・・・・死)

KC (ICE C price)

https://www.tradingview.com/x/Z6ZZmf5C/

ニューヨーク市場でヘッジ用のポジションを持っている実需筋は建て玉を維持するために結構な余剰資金を積み増さなければいけなくなる(証拠金の補填)事態になっています(Margin Call:マージン・コールという)。

今後の見通しはどうなることやら・・・・・・。と言うことでポイントを押さえながら一つずつ見ていきましょう!!

【本日のぽいんと】

  1. 世界需給関係(USDAレポート)
  2. 生産国と消費国のCPI(消費者物価指数)
  3. 為替
  4. ICE認証在庫状況
  5. ファンドと実需筋の建て玉

それではまず①から見ていきまーす!

① 世界需給関係

えーと、需給のデータソースは、ICO(国際コーヒー協定)とUSDA(アメリカ農務省)があるのですが、ICO(International Coffee Organization)の方はメンバーじゃないときちんとしたデータが入らない&情報が遅いので、USDA(United States Department of Agriculture)の方がおすすめかもしれません。なお報告数量はUSDAの方が少なめに見積もられていますね。ICOデータは全協(全日本コーヒー協会)から引っ張った方が見やすいかもです。

ICO Data Base
https://ico.org/what-we-do/world-coffee-statistics-database/
USDA Foreign Agricultural Service (Coffee)
https://fas.usda.gov/data/commodities/coffee
全日本コーヒー協会(15. ICO統計)
https://coffee.ajca.or.jp/data/statistics/

こんな感じかな?

とりあえず事の発端になったのは2024年の11/19日にUSDAがはっぴょーした、ブラジルの生産量見込みに対する大幅な下方修正でした。2024年は表作で、収穫量が多くなるはずの年だったのですが、実は以前から旱魃の影響が危惧されていました。5月時点ではまだそんなにヤバイ感じではなかったのですが、6、7月の収穫期を超えて、実態が判明したのが11月の秋だったいう感じですね。(;・∀・)ひゃあ。

Coffee Semi-annual (Brazil: November 19, 2024)
https://apps.fas.usda.gov/newgainapi/api/Report/DownloadReportByFileName?fileName=Coffee%20Semi-annual_Brasilia_Brazil_BR2024-0035.pdf

ざっくりと言うと、昨年の裏作からみて2%程度の収穫量増にとどまり、5月時の予想から、アラビカは-280万袋。ロブスタ(コニロン)は-70万袋になりました。これにより相場が高騰した訳ですが、全部で350万袋少なくなりました。これはグアテマラ一国分の生産量に近いので、結構足りなくなったって感じですねー。

緑=アラビカ、青=コニロン、黄色=全体
(引用)Table 1, Coffee Semi-annual Brazil, USDA, November 19, 2024
https://apps.fas.usda.gov/newgainapi/api/Report/DownloadReportByFileName?fileName=Coffee%20Semi-annual_Brasilia_Brazil_BR2024-0035.pdf

なお主要生産国の2024年度の生産量内訳はこんな感じになります・。

  • ブラジル: 66,400千袋(6,640万袋)
  • コロンビア: 12,900千袋(1,290万袋)
  • ヴェトナム: 29,000千袋(2,900万袋)

ブラジルとコロンビアは11月のデータで、ヴェトナムは5月のデータです。これを見るとコロンビアは問題なし。ヴェトナムは3000万袋が通常帯なので100万袋くらい少ない水準ですかね?ヴェトナムも自国消費量が拡大傾向で、オフシーズンにはコーヒー輸入してるくらいだから、世界的に生産国での消費が多くなっているパターンが増えてきていますなぁ・・・・。

なおロブスタはヴェトナムの減産で高騰してから、なんと価格がブラジルのアラビカNo.4/5を超えました。まさに衝撃の事実ですが、これによりロブスタがアラビカの代替えではなく、独自のマーケットを確立していることがわかりました。ヨーロッパではロブの使用が多いですが、今度は逆にアラビカを足りないロブのショート・カバーに使う事になるので、ロブスタのマーケットのタイト感によって、アラビカも全然下がらない地合いになってしまっています。うほう!!

いやー・・・。味が違うとやっぱダメなんですね!ロブはロブの味に価値があるんですね!!これはびっくりです!!

なお拡大傾向とみられている、主要生産国の国内消費は以下の通りになっています。

  • ブラジル: 22,670千袋(2,267万袋)
  • コロンビア: 2,250千袋(225万袋)
  • ヴェトナム: 3,600千袋(360万袋)

ブラジルの量(消費量世界第2位)がすごいですねー・・・・。ちなみに消費量世界1位はアメリカですが、数量がほぼ同じ水準なので、ブラジルは自国消費が相当多いのがわかります。

世界需給

世界的な需要と供給に目をやると、2024年(24/25)の世界需給見込み(2024年の6月のUSDA報告書)はこんな感じです。

Coffee: World Markets and Trade, USDA
https://apps.fas.usda.gov/psdonline/circulars/coffee.pdf

  • 生産=176.2百万袋(1億7,620万袋)
  • 消費=170.6百万袋(1億7,060万袋)
  • 最終在庫=25.8百万袋(2,580万袋)

これは6月の報告だったので、上記の供給側から350万袋が引かれます。需給はかなりタイトってことですね。

最終在庫は昨対で190万袋の増加を見込んでましたが、結局差し引きで減っちゃいますね。そのまま減産分を反映すると2,350万袋になりますが、どうなんでしょうね(;・∀・)?

【生産量内訳】(ブラジルのアラビカ45,400へ、ロブスタは21,000へ下方修正)


(引用)Coffee: World Markets and Trade, USDA, June, 2024
file:///C:/Users/coffe/Downloads/worldcoffee.202406.pdf

【消費量内訳】


(引用)Coffee: World Markets and Trade, USDA, June, 2024
file:///C:/Users/coffe/Downloads/worldcoffee.202406.pdf

こうしてみると全体的に消費量は上がっていますが、特に中国の伸びが著しいですね。5年間で240万袋も消費が拡大しています。これ以外だとインドやイランなんかも伸びてます。中国やインドの人口を考えると、消費サイドには伸びしろしかないように感じられるのが怖いですね・・・・。

と言うことでブラジルの最大生産量のポテンシャルは7,000万袋に上るほど増加しましたが、それ以上に消費が伸びてきているので、相場が全く軟化しないのもなんか((;一_一)ゴメン・・・)頷けます。

生産国と消費国のCPI(消費者物価指数)

では今度は物価を見てみましょう。9年前の2015年の12/1日のコーヒー相場は大体125C/lbくらいだったのですが、試しに今の物価と9年前の11月との物価上昇率を比較して、どの位上昇したかを計算してみました。そうすると面白いことがわかりました!(;・∀・)

ブラジルCPI (1.58倍)
https://www.tradingview.com/x/O8nZoyUe/

コロンビアCPI (1.64倍)
https://www.tradingview.com/x/lkZ3PTrQ/

アメリカCPI (1.32倍)
https://www.tradingview.com/x/uTpMSg5v/

日本CPI (1.11倍)
https://www.tradingview.com/x/pIUY1qno/

KC(ICE C price)
https://www.tradingview.com/x/Z6ZZmf5C/

ちょっと無理やりですが、ブラジルとコロンビアの物価影響度が同じ位だとして、これにアメリカのインフレ率を、2015年の価格である125セントに強引に掛けてみました。すると・・・

  • 125×((1.58 + 1.64)÷2)×1.32 = 265セント

うーん需給が足りてる状態だとこんな感じですかね?この一年前の2014年の11月は相場が高騰して折り返してからの166セントでしたが、この水準だと352セントくらいになるので、まあ相場高騰局面だと、今回のような300セント越えもやむなしって感じですかね?

現在の水準はやはり在庫がタイトなので、相場も割高に推移しているのは間違いないようてす。

ブラジルは大国と言えど、さすがに2,000万袋近くの量を国内消費向けのローグレードで賄うのはなかなか大変だと思います。自国民もスペシャルティ・グレード等を飲み始めているはずなので、高品質コーヒーの需要が高まってます。このように現状では、コーヒー全般に価格上昇圧力がかかっているので、こういった点からもブラジルのCPIや経済動向は重要ですね。ちなみに一部のブラジルのマイクロ・ロースターは自国のスペシャルティにわざわざプレミアムを払って仕入れている所もあります。

③ 為替

次は為替ですね。2024年12/3日(日本)での為替と、10年前の2014年の12/1日の為替を比較します。

ドル/レアル:6.0742 (2.28倍レアル安!!)
https://www.tradingview.com/x/GWhbiNZP/

ドル/円:150.177 (1.25倍円安!!)
https://www.tradingview.com/x/3TUqrcTI/

ウクライナ問題でBRICSのドル離れ(アメリカに逆らうとドル資産を凍結されてしまう)が加速していると言いますが、ブラジルにとってみれば自国通貨がドルに対して強烈に弱くなっていますので、輸出局面はとっても有利です。レアル安は相場下落要因ですが、ブラジルの輸出業者はドル建てでコーヒーを売るので、めっちゃ儲かってますね。それにしても10年前の2.28倍安はやばいですねー。レアルの対ドルへのボラティリティが高すぎてびっくりです!!絶対レアルでFXやっちゃだめですね(笑)。あははは。

そりゃー・・・。ブラジルの生産者も裕福層が海外の展示会に行くわけですな。資金に余裕のある企業の社長様や代表でないと出張費が捻出できないですねー(笑)。

逆に日本はドル建てでコーヒーを買うので、割高に仕入れることになります。うぺぺ。ドル/円が150だからねー。アメリカの金利(FFレート)が4.63%で、日本の金利は0.1%(金利差46倍!?)なので、そりゃみんな米ドル持ちますわねー。

生産国の経済が上昇すればコーヒーの価格が上がるのは当たり前ですが、日本がなんでキツイのかと言うと

  1. 経済成長していない(企業投資&政府投資が少ない)
  2. 国民の収入が上がらない
  3. 経済成長に比例した物価上昇が起きてない(逆に為替安や世界的なインフレで物価上昇が起きている)
  4. 日本円が外貨に対して割安

と言う感じになっているからですねー。急激なインフレは怖いですが、普通は経済が拡大して国民の所得が上がると自然にインフレしていくはずなので、コーヒーの価格が上がってもそれほど問題にならないはずですが、日本の経済が低迷していると、やはり輸入品なんかは他国との経済バランスやマクロ状況に翻弄されてしまうのは、仕方がないですね( ˘ω˘)スヤァ。

スイスみたいに為替も強い政策に持っていければよかったのにねー。円安で輸出が良くなっても、結局企業も原材料は輸入で仕入れているので意味なかったりして(笑)。円安はむしろ日用品を輸入に頼っている一般庶民の生活に大きく影響を及ぼしますねー。

日本も昔は途上国だったので円安で稼げましたが、今の日本の産業は円安で稼げる状態になっていないので、つらいところですねー。

④ ICE認証在庫状況

前回の相場考察ではICEの認証在庫(=ざっくりと言うとニューヨーク市場の在庫)を参照しましたが、今回はどうなっているでしょうか!? ちなみに昨年の3月はこんな感じだったようです。

(参考)なかなか下がらないコーヒー相場(`・ω・´)、また考えてみるの巻(2023年3/30日)
https://coffeefanatics.jp/market2023-03/

2023年3月24日の認証在庫
747,578袋

・・・・・・・それでは2024年の11/29日ではどうでしょう・・・・??

2024年11月29日の認証在庫
900,548袋

うーん・・・・・・・。あんま増えていませんね!!これでは200セント台を下回るのは厳しそうです。認証在庫は取引を行う上での原資(=裏付け)になりますので、これがないと取引ができなくなってしまいます・・・・。

ということでやっぱり需給は依然きびしーと言う事です。

ちなみに認証在庫は下記のリンクからExcelファイルをDLすることができますよ。

Certified Stock- Coffee, ICE
https://www.ice.com/report/42

よく“ニューヨーク相場”とか言いますが、認証在庫の倉庫は世界中にあって、実際にはアントワープの在庫が最も多くなっています。もはやニューヨークじゃなくてヨーロッパ相場というのが正しかったり???まあ、世界市場なので、ICEも別にニューヨークだけで取引している訳ではないです。こうしてみるとワールドマーケットでのプライスが建前上「ニューヨーク価格」と呼ばれているのに近いかもしれませんね。ちなみに内訳はこんな感じになっています。

【2024年11/29日の認証在庫(ICE Certified Stock *単位=1袋)】

  • アントワープ(ベルギー) 852,878
  • バルセロナ(スペイン) 0
  • ハンブルグ/ブレーメン(ドイツ) 30,676
  • ヒューストン(アメリカ) 8,337
  • マイアミ(アメリカ) 0
  • ニューオリンズ(アメリカ) 4,611
  • ニューヨーク(アメリカ) 3,916
  • ヴァージニア(アメリカ) 230
  • 計 900,548

アントワープが頭一つ抜けていますね。まあEUの消費量は4,100万袋で世界一ですし、その中でもドイツは約740万袋、フランスは約560万袋、イタリア525万袋となっているので、それぞれの消費がかなり多いです。なおドイツは単一国では第3位の規模になっており、第4位の日本より消費量が多いです。

⑤ ファンドと実需筋の建て玉

相場が高騰すると「投機筋(ヘッジ・ファンド)がケシカラン(; ・`д・´)」という話になりますが、実際ポジションの多くは実需筋に占められているとされています。ヘッジ・ファンドは別にコーヒーがなくても困りませんが、実需の我々はコーヒーが現物として取引できないと死活問題になってしまいます。

コモディティの市場では、相場価格が踏みあげられるタイミングで投機筋は買いを積み増し、反対に下げのタイミングで空売りを仕掛けてきます。これによって価格上昇局面、下落局面共に価格の値動きが激しくなってしまうのです(Volatility:ボラティリティと言う)。まあ迷惑であることには変わりがないのですが、これも自由市場の一つの側面であり、玉の流動性が高まるは良い事でもあったりします。

という事で、悪者にされているヘッジ・ファンド達ですが、具体的にはグローバル・マクロ戦略を含め、様々な金融商品を扱って利益を稼ぐ機関投資企業あるいは投資家になります。世界的な商品であるコーヒーの他、石油や金、銅、小麦、あらゆるコモディティが彼らの投資対象になります。基本的には買いあげる事の方(ロング)が多いと思いますが、価格が割高で過大評価されている場合には、空売り(ショート)ポジションを積み上げて、安く買い戻す、といった売り買いのどちらでも利ザヤを稼いできます。

コーヒーだとアラビカとロブとのアービトラージ(値差取引)だったり、コール/プットのオプション取引なんかが利ザヤを稼ぐ方法に該当すると思いますが、我々のような実需筋はヘッジ目的(保険)で使うので、こういったオプションは基本的にやりませんねー。

投資の商品として見た場合のコーヒーは、結構イージーなコモディティですね。なぜならコーヒーの価格はほぼ需給で決まるからです。他のコモディティの場合、石油、銅、金、アルミとかは世界的な経済の好不況や政治不安等によってかなり変動します。石油の場合は過去10年くらい遡れば、1バレル140ドル超~20ドル程度まで変動したことがありますし、金なんかは最近のインフレや各国貨幣の信用不安から値を上げ続けています(アメリカの政府債務が急上昇中( *´艸`))。

コーヒーは日常品(生活必需品)なので、世界の景況によって大幅に消費量が変動することはありません。とりあえずブラジル、コロンビア、中米辺りで大きく作柄が変動した時に値が動きますが、基本作物なので次の作柄が判明する1年後くらいまではその価格レベルを維持することになります。

・・・・・・

あ、そうそう、ちなみにコーヒーの取引は1玉=10,000lb(ポンド)=250袋×60kg(つまりコンテナ・ベースでの取引ってこと)になるので、普通の人じゃ買ったり売ったりできませんのでよろしく(笑)。

こうしたコーヒー市場での売り買いのポジション(建て玉という)は”Commitment of Traders”というところで参照できますが、今回はビジュアル的に見やすい、”Tradingster”で行きますね。

Commitment of Traders

https://www.cftc.gov/MarketReports/CommitmentsofTraders/index.htm

Tradingster

https://www.tradingster.com/cot/legacy-futures/083731

まずはUSDA爆弾の当日である2024年の11/19日のポジションです。ニューヨークはC284.30/lbでした。

(引用)Tradingster, November 19th 2024
https://www.tradingster.com/cot/legacy-futures/083731/2024-11-19#google_vignette

Non-commercialが投機筋、Commercialが実需筋です。Non-reportが開示義務のない小規模取引事業者となります。ピンク色が売り(Short)で緑色が買い(Long)になります。

  • Non-commercialのポジション
    • 買い:79,031枚、売り:10,113枚
  • Commercialのポジション
    • 買い:71,892枚、売り:144,907枚
  • Non-reportableのポジション
    • 買い:9,610枚、売り:5,513枚
  • 全ポジション
    • 買い:160,533枚、売り:160,533枚

コーヒーは現物資産なので、その売りと買いの合計はほぼ等しくなります。そうしないとコーヒーを無限に変えてしまったり、無限に在庫を売れたりしてしまうので、原則、売り買いはゼロサムで大体イーブン(たまに誤差出ます)になります。

11月なので、絶賛コーヒーの販売時期(ブラジルのメインの収穫は7月でほぼ終わり)です!!生産者サイドの売りポジションが多くなっていますね。これに対して買いのポジションはなんと半数近くが投機筋のポジション=79,031枚で実需の玉数を超えています。これはかなり投機筋が食い込んでいるように見えますね。NY価格の284.30/lbは歴史的にみても高い水準です。すでに5月時点での干ばつを織り込んでの高値と言えるでしょう。

・・・・・・

では恐怖の11/19日の後、マーケットはどのように動いたのしょうか?

(゚Д゚)コワイ・・・

以下のデータは1週間後の11/26日のものです。ニューヨークはC309.25/lbになり、一週間で24.95も値上がりしました。これ以降も実は値上がりしているのは皆さんご存じの通りですが、COT(Commitment of Trade)では1週間前が最新なので、これを書いている時点では12月頭のポジション(11/26日以降のデータ)はまだわからないんですー。

(引用)Tradingster, November 26th 2024
https://www.tradingster.com/cot/legacy-futures/083731/2024-11-26

それでは内訳は・・・・・

  • Non-commercialのポジション
    • 買い:83,054枚、売り:12,441枚
  • Commercialのポジション
    • 買い:71,446枚、売り:145,286枚
  • Non-reportableのポジション
    • 買い:9,244枚、売り:6,037枚
  • 全ポジション
    • 買い:163,744枚、売り:163,764枚

全ての売り買いのポジションに20枚ほど差が出ましたが、まあ誤差の範疇ですね。投機筋の買いポジションが4,023枚増えて、実需は446枚減りました(!!)。高値で実需は少し買い控えですが、投機筋は買い玉を増やしています。強い買いに応える形で、全体の売りポジションは3,231枚増加しています。

また全買いポジションにおける投機筋の建て玉の占有率は50%を超えています。明らかに玉を積み増しましたね。こうした投機筋による買いの圧力が相場を押し上げたのは明白です。実需の内、買いサイドはインポーター(輸入者)やロースター(焙煎業者)になるのですが、我々(RDCだって焙煎事業者だよう(´Д⊂ヽ)は高値では様子見したり、必要な時に買いを入れるので、投機筋の様に相場が大きく動くときにポジションをとったりしません。実需の商いは12月限が最も近い限月なので、セラーズ・コール(Celler’s Call)などの値決めや決済はもう少し先になるでしょうねー。

・・・・・・・

と言うところのマクロから見た相場周りでしたー!!

楽しかった??

イミワカラン(≧◇≦)??

・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

恋の相場の張り方・・・・??

なーに言っとるの!!(∩´∀`)∩

そんなのは強気の買い一点張りに決まってるじゃん♡

・・・・・・

ぶるぶるぶる((((;゚Д゚))))ガクブル・・・・・(Bull Bull Bull)

・・・・・・

来るぞ!!

“ビンタ”と言う名の熊カウンターが!!

べあぁぁぁぁあ・・・・・・・(Bear)!!

・・・・・・

ちゅどん♡

*相場の上げをBull(雄牛さん)。下げをBear(熊さん)と言いますです。べっぽ。