こんにちは!Volcan Fanatic三神です!!
ちょっと他のエリアに比べて中米が渋滞気味だったので、今回は中米の生産国であるエルサルバドルをご紹介いたします!!
エルサルバドルは中米の国なんですが、結構小さい国なのでコーヒーの生産量は他の中米国に比べて少なく、年間の生産量は60~70万袋程度です。コーヒーの品質は隣国のグアテマラに似ており、コマーシャルコーヒーではエルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラス辺りが良くグアテマラの代用品的な感じで使用されることが多くあります。
コーヒー栽培は国の機関であるConsejo Salvadoreno del Café (コンセホ・サルバドレーノ・デル・カフェ=通称コンセホ)が管理しており、Cup of Excellenceでは運営母体として活動しています。
Consejo Salvadoreno del Café
国の経済は中米の中では高い方で、“国民一人当たり”のGDPはパナマ、コスタリカに次いで第3位です(グアテマラと同じくらい)。2013年頃に発生したさび病ではかなり大きな被害を受け、一部の農園では1/10にまで生産量が減ってしまった事がありました。これによる相場高騰に買い付けタイミングがバッティングしたり、また別の年では為替が悪かったり、品質の割にはなんだか割高なコーヒーのようなイメージがついてしまったことがあります。
農園はそれなりに資産を持っている層が多く、オーナーは農園を“経営”している中小企業の社長さんみたいな感じが多いかもしれません。コーヒーの名称は“農園名”で流通しています。生産者名以外に企業名で記載されていることがあり、オーナーの一族系の運営であることが分かります。ホンジュラスや南米の様に極小の農園かつ人名で流通するパターンは少な目ですね(もちろん大小様々ですが・・・)。他の国にあるような農協物もありますが、スペシャルティシーンではそれほど見かけないように思えます。
国内の流通はチェリー流通なので、農園は主に収穫したチェリーをコレクターや仲介業者、輸出業者に販売し、ウエットミルでの生産処理を委託しているケースがほとんどです。収穫はインディオ系の期間労働者を雇うことが通例ですが、住み込み労働が行う場合もあります。
また、チェリー流通のためかわかりませんが、この国の名物はなんと“チェリー泥棒”だったりします(笑)・・・。
あくどい業者が有名農園からチェリーを盗んでCOEに出品し、入賞してしまったという疑惑が昔ありました(え?あいつの農園のポテンシャルからはこんな品質は考えられん・・・みたいな。うぺぺ・・・)。何故にエルサルバドルでチェリー泥棒が跋扈するようになったのかは定かではありませんが、今でもこうした風習(?)は残っている状態です。
エルサルバドルも治安はエキサイティングな国なので、もしチェリー泥棒らしき方々を見ても、気づかないふりしてスルーしてください(笑)。変に絡んで撃たれたらやだもんねー(・ω・)。
上記で触れた通り生産処理においては、農園の方でウエットミルを持っているケースもあるものの、基本的には輸出業者が所有している生産処理設備でプロセスを行います。乾燥が若干乱暴なため、大抵この国のロットは少し枯れた状態で日本に入港するのがいつものパターンですね。乾燥方法やレスティング、マシンドライヤーの使い方がちとイケてないことが要因だと考えられます。
なので、プレシップでは良好なコーヒーなのに、到着してカップしたらガッカリと言うのがエルサルバドルの特徴でもあったりします(あは)。ここらへんも「質の割に価格割高だなー?」と思われてしまう要因でもある訳ですねー。こうした枯れパターンは他にはメキシコとエクアドルで多いですね。
農園の特徴としては、防風用(だったと思う)に組まれた特殊な植樹管理ですね。ちょっと遠景から俯瞰して見ないとわかりづらいのですが、ワッフルの表面みたいな格子状のパターンがエルサルバドル式です。ネットでちょうどいい写真が転がってたので、良かったら見てみてくださいー(ページ中央の山頂写真)。
(参考)The Asahi Shimbun GLOB+
https://globe.asahi.com/article/12211669
栽培においては、収穫を良好にするために木を横に引っ張って、則枝を下方にしならせて収穫しやすくしている農園もあります。ルワンダでもちょっと見かけましたが、この方法は木を強引に曲げるためストレスがかかって良くないです。まあ現在この方法を行っているところは少ないと思いますが・・・。
品種はBourbon種がメインになりますが、それ以外にもこの国で誕生したPacas種、Pacamara種等が有名ですね。最近ではSL28種(通称Kenia)やBernardia種等も注目されています。COEの出品だとPacamara種かGeisha種が多いと思います。
また国が小さいためか、COEに入賞する農園が大体いつも同じ顔ぶれだったりするのですが、最近では少しずつ新興農園も出てきているようですね。
COEは2003年から行っているので聞いたことのある銘柄がかなりいっぱいあります・・・・・(´∀`*)ウヘヘ。
輸出業者
ファナティックが知っているところのExporter(輸出業者)はこんな感じですね。
- J-Hill(ジェイ・ヒル/ ホタ・ヒル)
- Jasal(ハサール)
- El Volcan(エル・ボルカン)
- Café Cate(カフェ・カテ)
- El Borbollon(エル・ボルボジョン)
- Cuzcachapa(クスカチャパ)
J-Hill“ホタ・ヒル”はスペイン語読みで、英語読みだと“ジェイ・ヒル”と呼ばれています。小○珈琲さんがよく使っているAida Batllさん(アイーダ・バトル)関連の農園(Finca Kirimanjaro等)はここを使ってますね。https://www.jhillcoffee.com/
JasalはSanta Rita農園(サンタ・リタ)を扱っており、ワタル大阪支店でよくお付き合いがあったと思います。http://www.jasalcafe.com/
El VolcanはCaffe Gregg(カフェ・グレッグ)のShangrila農園(シャングリラ)とかを扱っていたのですが優秀なスタッフが辞めてしまい、機能がビミョーになってしまったので、現在はお付き合いがないですね。http://www.coffeevolcan.com
Café Cate経由ではコーヒー透視家(笑)で有名なLa Divina Providencia農園(ラ・ディビナ・プロビデンシア)を買っていました。https://cafecate.net/
El BorbollonはAlvarez(アルバレス)一家が経営する輸出業者で、農園も複数所有しています。El Majahual農園(エル・マハウァル)がそれにあたりますね。http://www.elborbollon.com/
Cuzcachapaは大きな農協/輸出業者で、おそらく国内で一番大きいのではないでしょうか?マネージャーのFernand Lima氏(フェルナンド・リマ)からオファーをもらって、Santa Elena農園(サンタ・エレナ)とかLas Nubes農園(ラス・ヌベス)、Miravalle農園(ミラバジェ)とかを購入していました。https://home.cuzcachapa.com/
あ、あと以前のブログにエルサルバドルの生産者セミナーを上げたことがあるので良かったらどうぞ。
エルサルバドルの生産エリア
エルサルバドルは火山が多く、グアテマラと同じように火山に紐づいた産地形成がされています。主だったエリアは下記の通り6か所になります。
(引用)Consejo Salvadoreno del Café (http://www.csc.gob.sv/cordilleras/)
スペシャルティシーンだとApaneca-Ilamatepec(アパネカ・イラマテペック)とAlotepec-Metapan(アロテペック・メタパン)の2つが主要産地です。COEだとこれにTecapa-Chinameca(テカパ・チナメカ)が加わり、そしてたまーにEl Balsamo-Quezaltepec(エル・バルサモ・ケサールテペック)が入ります。
主に2014~2021年でのCOE入賞実績となじみのある農園のエリアを見繕ったら下記の通りになりましたー。
【コーヒー産地としての山脈区分:Cordillera=Mountain Range】
- Department(デパルトメント:県)
- Municipio(ムニシピオ:地方都市)
- Canton/ Locality(カントン/ ローカリティ:小郡/ 村)
- Municipio(ムニシピオ:地方都市)
【Apaneca-Ilamatepec】
- Ahuachapan
- Ahuachapan
- Cuyanausul
- El Anonal
- Los Huatales
- Apaneca
- El Saltillal
- San Ramoncito
- Taltapanca
- Atiquizaya
- Cerro Cachio
- Concepcion de Ataco
- Quezalapa
- Tacuba/ “Patio de Balls”
- Ahuachapan
- Santa Ana(南部)
- El Congo
- Chalchuapa
- Buenos Aires
- El Porvenir
- El Porvenir Jocotillo
- Los Naranjos(メインはSonsonate。都市の北の一部がSanta Ana)
- Ojo de Agua
- Santa Ana
- Calzontes Arriba
- El Portezuelo
- Lomas de San Marcelino
- Ochupse Arriba
- Palo de Campana
- Planes de La Laguna
- Potrero Grande Arriva
- Coatepeque
- Sonsonate
- Izalco
- Tunalmiles
- Juayua
- Los Naranjos
- Portezuelo
- San Juan de Dios
- Nahuizalco
- Los Arenales
- Izalco
【Alotepec-Metapan】
- Chalatenango
- Citala
- Los Planes
- La Palma
- El Tunel
- Los Planes
- San Jose Sacare
- La Reina
- Talquezalar
- San Fernando
- Jocotan
- San Ignacio
- Santa Rosa
- Tejutla
- Citala
- Santa Ana(北部)
- Metapan
- El Limo(El Limo de Montecristo)
- Metapan
【El Balsamo-Quezaltepec】
- La Libertad
- Jayaque
- Nueva San Salvador/ Santa Tecla
- Quezaltepec
- El Boqueron
- San Juan Los Planes
- Tamanique
- San Salvador
- La Paz(西部)
【Chichontepec】
- La Paz(東部)
- San Vicente(西部)
【Tecapa-Chinameca】
- Usultan
- Alegría
- Berlin
- San Juan Loma Alta
- Mercedes Umaña
- San Jose Montanita
- San Miguel
【Cacahuatique】
- Morazan
- Osicala
- Caserío El Tablon
- Osicala
- San Miguel(北部)
今回もソースはCOE(2014~2021)ですが、なかなかちょうどいい地図サイトがなく、以下のリンクからそれぞれの村やCantonなどを調べて地道に組み込んでいきました。しかし、一部はこのサイトでも発見できないものもありました。
(参考)Departamentos de El Salvador – Mapas e imagenes satelitales
https://mapasamerica.dices.net/elsalvador/departamentos.htm
またさらにCOEで紹介されているCantonとDepartmentの組み合わせが間違っていたりしたので、特定作業は“まぢ”困難を極めました・・・(ぐふ)。
・・・・まあApaneca-Ilamatepecは3県が集合する地帯なので、ごっちゃになっちゃうのもしょうがないですねー。
Apaneca-Ilamatepec(アパネカ・イラマテペック山脈)
Ahuachapan県(アウアチャパン)、Santa Ana県(サンタ・アナ)、Sonsonate県(ソンソナテ)の3つが集合し、同国の最高峰であるSanta Ana火山を中心とするApaneca-Ilamatepec山脈は、エルサルバドルで最も有名かつ重要な産地にあたります。COEでも多くの農園がこの地域から出品されており、間違いなく同国一のテロワールですね。San Ana火山は活火山なので、噴火があるとその年の作柄は良くないのですが、栄養満点の火山灰を取り入れることができるので翌年は豊作になったりします(^○^)。
・・・最近のCOEではAlotepec-Metapan山脈(Chalatenango)の入賞が多くなってきているので、押されている感じですね!
- Ahuachapan(アウアチャパン)
- Ahuachapan
- Cuyanausul(クヤナウスル)
- El Anonal(エル・アノナル)
- Los Huatales(ロス・ウアタレス)
- Apaneca(アパネカ)
- El Saltillal(エル・サルティジャル)
- San Ramoncito(サン・ラモンシート)
- Taltapanca(タルタパンカ)
- Atiquizaya(アティキサヤ)
- Cerro Cachio(セロ・カチオ)
- Concepcion de Ataco(コンセプシオン・デ・アタコ)
- Quezalapa(ケサラパ)
- Tacuba/ “Patio de Balls”(タクーバ/ パティオ・デ・ボルス)
- Ahuachapan
- Santa Ana南部(サンタ・アナ)
- El Congo(エル・コンゴ)
- Chalchuapa(チャルチュアパ)
- Buenos Aires(ブエノス・アイレス)
- El Porvenir(エル・ポルベニール)
- El Porvenir Jocotillo(エル・ポルベニール・ホコティージョ)
- Los Naranjos(ロス・ナランハス)(メインはSonsonate。北の一部がSanta Ana)
- Ojo de Agua(オホ・デ・アグア)
- Santa Ana
- Calzontes Arriba(カルソンテス・アリーバ)
- El Portezuelo(エル・ポルテスエロ)
- Lomas de San Marcelino(ロマス・デ・サン・マルセリーノ)
- Ochupse Arriba(オチュプセ・アリーバ)
- Palo de Campana(パロ・デ・カンパーニャ)
- Planes de La Laguna(プラネス・デ・ラ・ラグーナ)
- Potrero Grande Arriva(ポトレロ・グランデ・アリーバ)
- Coatepeque(コアテペケ)
- Sonsonate(ソンソナテ)
- Izalco(イサルコ)
- Tunalmiles(トゥナルミレス)
- Juayua(フアユア)
- Los Naranjos(ロス・ナランホス)
- Portezuelo(ポルテスエロ)
- San Juan de Dios(サン・フアン・デ・ディオス)
- Nahuizalco(ナウイサルコ)
- Los Arenales(ロス・アレナレス)
- Izalco(イサルコ)
ちょ・・・ちょっと!多すぎるぅ・・・・・
なじみのコーヒーは結構多いですねー。・・・・ていうかほとんどこのエリアです。
【Café Greggと旧El Volcan扱い】
- Shangrila/ Juan Carlos Gregg(El Anonal, Ahuachapan)
- シャングリラ/ フアン・カルロス・グレッグ
- El Recuerdo/ Juan Carlos Gregg(El Saltillal, Apaneca, Ahuachapan)
- エル・レクエルド
- San Jose/ Juan Carlos Gregg(El Saltillal, Apaneca, Ahuachapan)
- サン・ホセ
- San Blas/ Monte San Blas, S.A. de C.V.(El Congo, Santa Ana)
- サン・ブラス/ モンテ・サンブラスSA
正面で親指を立てた“イイね!”スタイルで必ず写真に納まるJuan Carlos Gregg(ファン・カルロス・グレッグ)・・・。これこそがGreggスタイルです。彼はとてもまじめな生産者でナイスガイですが、農園アテンドの後一緒にディナーする予定がなかったことになって、ホテルの前に一人リリースされた悲しみは忘れていません・・・(笑)。昔はEl Volcanと言う輸出業者から買っていたのですが、最近は別の経由になりました。上記の農園は全てCOEに入賞した実績があり品質には定評のある農園達です。
Shangrila農園は昔フローラルな風味のある、とっても上品なコーヒーで絶大な人気を誇っていましたが、最近はちょっと印象が変わってきてしまって少し寂しい感じに・・・。13年位前の価格は¥600/kgだったのが、なんと今では¥1300/kg位になってしまいました・・・!!いやー昔はお買い得だったなぁ・・・。フローラルなコーヒーで¥600/kgはまぢやばいですね!!今では考えられん・・・・(;’∀’)。
El Recuerdo農園もGreggの農園で、甘さとボディーと酸のバランスの良い優良農園でしたね。たまにオレンジ系のフレーバーが出る事があってなかなかGood・・・!!
San Jose農園は彼がおじいさんから継承した農園で、上記のEl Recuerdoとの混成ロットが2008年に入賞しています。詳細な品種名はわからんのですが、F1種系(一代限りのハイブリッド種)のロットを以前扱ったことがありましたが、リンゴ様の甘さがしっかりしたとっても良いコーヒーでしたね!!
San Blas農園はGreggが関わっていた別オーナーの農園ですが、Orange Bourbon種を導入していて、甘さの伴った酸がとても印象的だった記憶があります。ちょっぴりフローラルありましたね。
【Cuzcachapa扱い】
- Santa Elena/ Fernando Lima(Palo de Campana, Santa Ana, Santa Ana)
- サンタ・エレナ/ フェルナンド・リマ
- Santa Josefita/ Fernando Lima(Conception de Ataco, Auachapan)
- サンタ・ホセフィータ
- San Pablo/ Fernando Lima(Palo de Campana, Santa Ana, Santa Ana)
- サン・パブロ
- Las Nubes/ Ernesto Lima Mena(Buenos Aires, Chalchuapa, Santa Ana)
- ラス・ヌベス/ エルネスト・リマ・メナ(Santa Ana県)
- Las Nubes/ Ernesto Lima Mena(Los Arenales, Nahuizalco, Sonsonate)
- ラス・ヌベス(Sonsonate県)
- Miralvalle/ Gustavo Enrique Urrutia(El Annonal, Ahuachapan, Ahuachapan)
- ミラルバジェ/ グスタボ・エンリケ・ウルティア
- Miravalle/ Jaime Ernesto Riera(Poterero Grande Arriva, Santa Ana, Santa Ana)
- ミラバジェ/ ハイメ・エルネスト・リエラ
- San Luis/ Jose Figueroa Arbizu(Ochupse Arriba, Santa Ana)
- サン・ルイス/ ホセ・フィゲロア・アルビス
- Santa Sofia/ Ernesto Pacas Diaz(Planes de La Laguna, Santa Ana, Santa Ana)
- サンタ・ソフィア/ エルネスト・パカス・ディアス
- San Carlos/ Carlos Raul Riera(Poterero Grande Arriva, Santa Ana, Santa Ana)
ワタルの東京ではCuzcachapa社から多く買っていました。Santa Elena農園、San Pablo農園、Santa Josefita農園はいずれもCOEでよく入賞している農園で、結構上位に入ることがあります(Santa Elenaは2021年の3位)。いずれもリンゴ様なフレーバーがあって、中米のコーヒーの中では酸が突出することがなく、全体的なバランスに優れたコーヒーですね。それと確かSanta EleneとSanta JosefitaはJASオーガニック所得農園だったと思います。
Las Nubes農園も良く扱っていた銘柄ですが同じ生産者の同名農園が2つあって、しかも県が異なります・・・・(なんでこんなにややこしいの(・ω・)?)。最近のロットはSanta Anaのロットだと思いますが、もはやどっちがどっちだかわからなくなってしまいましたー(笑)。ちなみにSanta Ana県のLas NubesはJAS Organic取得農園でもあります。
Miralvalle農園とMiravalle農園もややこしいですねー・・・・。以前はミラ“ル”バジェを扱っていましたが、最近巷で見かけるのはミラバジェの方ですね。両方共COEに入賞しているので判別がほんとしんどいですー・・・(死)。こちらもアップル系。
Santa Sofia農園はエルサルバドルの品種として有名なPacas種が発見された一家所有の農園(San Rafael)の一部であった歴史があり、一族の名(Sofia)を冠した農園です。PacasはPacamaraの親でもあるので、コーヒー史的にとても重要ですねー!
San Carlos農園はさび病だなんだで、エルサルバドル全体の品質が落ち込む中で、しっかりした甘さとイイ具合に効いている酸が印象的なコーヒーでした!いやーあの時このロットを選んだ私はなかなかイケてましたなぁ・・・!(自画自賛)
・・・・・・ここらへんはややこしいのですが、Fenando Lima が自身の農園を持っていたり、彼の親戚の農園やそれ以外の農園の販売仲介もするので、正確な生産者名がよくわかりませーん・・・・。ということで上記のLima一族系の生産者をとりあえず、“Fernando Lima”にしておきました(笑)。たぶんErnesto Limaも同族(あ!思い出した( ゚Д゚)!!エルネストはフェルナンドのお兄さんだった!!)だった思います。農園は世代を経ると子供達に遺産として割譲することがあるので、特定エリア内の農園主同士が親戚ということがとても多いです。
なかなかコレポンの良くない(メールしてもなかなか返事が来ない)Fernando Lima氏ですが、彼からオファーされるコーヒーは毎年品質が良いです。産地アテンドしてもあんまり姿を現さなかったり、レセプションに招待しても結局こなかったり、ちょっとハラハラする御仁ですが日本でエルサルバドルのスペシャルティを扱うロースターさんには有名な方ですね。
【Café Cate扱い】
- La Divina Providencia/ Robert Samuel Ulloa(Palo de Campana, Santa Ana, Santa Ana)
- ラ・ディビナ・プロビデンシア/ ロベルト・サミュエル・ウジョア
- La Bendetion/ Robert Samuel Ulloa(Palo de Campana, Santa Ana, Santa Ana)
- ラ・ベンデシオン
エルサルバドルのSL種で何かいいロットなあぃ?( *´艸`)SL28ホシイノ・・・・。と輸入部にお願いしたら、Gregg経由でCafé Cate社に繋がり、La Divina Providencia農園を紹介してくれました。ここでは100年前にケニアからもたらされたSL28種を栽培しており、ある意味エルサルバドルを起源とするSL種のパイオニアに近い農園です。SL種は種から植えて、数十年後にその本来のカップクオリティーを発揮するので、古木のSLはとっても貴重な存在であると言えます。本家のケニアほどのインパクトはありませんが、中米らしさを残しながらケニアライクな酸を感じられるコーヒーはほんとに稀有だなと思いますです!!ちなみにLa Bendecion農園は姉妹農園で、こちらもCOEによく入賞していますがまだ購入したことないですね。
オーナーのRobert Ulloa氏は、「俺はコーヒーの声が聞こえる」「コーヒーの根が見える」と豪語する“コーヒー透視家”ですが、一度話始めると永遠に話し続ける(徹夜でも全然OKだって(;´Д`))ので皆さんも覚悟を決めて質問してみてください(笑)。
【El Borbollon扱い】
- El Majahual/ Yakima, S.A. de C.V.(Los Naranjos, Juayua, Sonsoate)
- エル・マハウァル/ ヤキマSA
El Majahual農園は輸出業者であるEl Borbollon社を運営するAlvarez一族(アルバレス)が管理する農園です。品質と価格のバランスの良いロットを拠出することが可能で、甘さと質感がたっぷりの、とっても使いやすいコーヒーを生産しています。COEにも2014年に入賞したことがあります。
【Jasal扱い】
- Santa Rita/ Jose Antonio Salaverria(Juayua, Sonsonate)
- サンタ・リタ/ ホセ・アントニオ・サラベリーア
スペシャルティシーンで10年以上前からナチュラルのコーヒーを作っていたSanta Rita農園。過熟感のある中米ナチュラルの先駆けです。中米の国はOther Mildの生産国なので、輸出規格は“水洗式”になります。ナチュラルは国内消費用のローグレードだったので基本的に輸出できないスペック(輸出規格として存在していなかった)なんですね。
ニカラグアでナチュラルを生産した時には生産者のErwin Mierisch氏(エルウィン・ミエリッヒ)が農務省とかに、「これは低級品、欠点品(発酵)ではなく、“スペシャルティティグレードの新しいコンセプトのコーヒー”だ」と頑張って説明して、輸出可能になった経緯があることからも、このエルサルバドルのSanta Ritaナチュラルは本当にパイオニアでした。ちなみにオーナーのJose Antonioさんは立派な顎髭のジェントルマンです。
いまでは多くの種類のナチュラルコーヒーや、発酵コーヒーが中米各国からリリースされていますが、Santa Ritaは今でも甘さたっぷりの魅力的なコーヒーですね!
【Jota Hill扱い】
- Kilimanjaro/ Aida Batlle(Santa Ana, Santa Ana)
- キリマンジャロ/ アイーダ・バトル
- Los Alpes/ Aida Batlle(Santa Ana, Santa Ana)
- ロス・アルペス
https://aidabatlleselection.com/
エルサルバドルのスペシャルティシーンで最も有名な女性と言ったらAida Batlleさんで間違いないでしょうね。この方が所有する農園は、エルサルバドルなのに“Kilimanjaro”という名前なのでちょっとややこしいですが、もちろんタンザニアのキリマンジャロにちなんだものです。アメリカのStump Townが顧客になっていて、昔ポートランドのお土産で買ってきたロットはオレンジのフレーバーにリンゴ系のニュアンスがあるとっても美しいコーヒーでしたねぇ・・・・(●´ω`●)。
Los Alpesという農園も持っていて、この銘柄は日本だと小○珈琲が扱っていますね。結構ボディーがあって、しっかりした味わいのコーヒーだと思います。
【COEとかその他でなじみのある系】
- Himalaya/ Mauricio A. Salaverría(Cerro Himalaya, San Ramoncito, Apaneca, Ahuachapan)
- ヒマラヤ/ マウリシオ・A・サラベリーア
- El Jocotillo/ Anna Elaine del Carmen(El Porvenir Jocotillo, Chalchuapa, Santa Ana)
- エル・ホコティージョ/ アナ・エレイネ・デル・カルメン
- La Pacaya/ Mav, S.A. De C.V.(Portezuelos Sonsonate)
- ラ・パカヤ/ マブSA
- El Topacio/ Maria Elena Avila(Juan de Dioa, Juayua, Sonsonate)
- エル・トパシオ/ マリア・エレナ・アヴィーラ
- Siberia/ Rafael Enrique Silva Hoff(Chalchuapa, Santa Ana)
- シベリア/ ラファエル・エンリケ・シルバ・ホフ
- Nazareth/ Carlos Ernest Tadeo(Conception de Ataco, Ahuachapan)
- ナサレス/ カルロス・エルネスト・タデオ
- La Cumbre/ Margarita Lucia Diaz(Chaluchuapa, Santa Ana)
- ラ・クンブレ/ マルガリータ・ルシア・ディアス
- Suiza/ Julia Margarita Martinez(Palo de Campana, Santa Ana, Santa Ana)
- スイサ/ フリア・マルガリータ・マルティネス
- Casa de Zinc/ Bodo Kurt Alfred(Conception de Ataco, Ahuachapan)
- カーサ・デ・ジン/ ボド・クルト・アルフレド
- Monte Sion/ Luis Ernest Urrutia(Cerro Cachio, Atiquizaya Ahuachapan)
- モンテ・シオン/ ルイス・エルネスト・ウルティア
Himalayaは有名農園です。昔National Winnerのロットを購入したら、毎年売り込みが来るようになってちょっと大変だった記憶が・・・・。今をときめくSasa SesticのProject Originでも扱ってますね。こちらも酸が明るくなめらかな質感のあるコーヒーでした。ちなみにCero Himalaya(ヒマラヤ山)と言う地名がApanecaに実在します。
La Cumbreは2018年のCOE1位ですね。
El JocotilloはCOEでも良く入手している農園で、聞きなじみがありますね。でもカップの印象はちょっとわからんです。El Topacio、Nazarethも良く聞く名ですね。La Pacayaもここ最近の入賞が多いです。
Suizaは“スイス”という意味で、確か2010年にCOE史上初めてナチュラルで優勝(上位入賞?)した農園だったような・・・・。Siberia農園はなんか土地の環境が結構厳しかったから“シベリア”と名づけられたようです。ヒマラヤといい、キリマンジャロといい、外国の地名が多いのは何でですかね(・ω・)???
Casa de ZincもNational Winnerで購入した農園だった記憶がありますが、Zincは“亜鉛”意味しています。なんでも農園作業件、宗教行事用(?)に作った亜鉛版でできた小屋があって、これにちなんでCasa de Zinc=Zinc House(亜鉛の家)と名づけられたようです。
Monte Sion農園は○山珈琲さんとかで扱っている銘柄ですね。Cerro Cachio(カチオ山)に農園があり、COE入賞実績もあります。Urrutia姓(ウルティア)なので、ここから近いMiralvalle農園のオーナーの方と親戚かもしれませんね。
・・・・・・・・上記以外にも聞いたこと、見たことある農園はあるのですが、多すぎるのでやめときますー(/・ω・)/
Apaneca-Illamatepecのテロワールは酸、甘さ、質感のバランスが特徴だと思います。酸の効き具合もポイントを押さえていて、ボディーはしっかり。柑橘系やリンゴ系の酸の印象があります。それほどハーバルな感じにはならないですかね。隣国のグアテマラに似ていると言われますが、結構キャラクターは異なりますね。
Alotepec-Metapan(アロテペック・メタパン山脈)
エルサルバドルで最も北にあるChalatenango県(チャラテナンゴ)とSanta Ana県の北部地域Metapan(メタパン)がこの生産エリアに属します。国境沿いのエリアはホンジュラスのOcotepeque県(オコテペケ)に接しています。ここ最近のCOEの入賞も増えてきており、Apaneca-Illamatepec地域と双璧をなすエルサルバドルのスペシャルティにおいて重要な生産地域です。品種はPacamara種の採用が多いです。比較的新しく注目され始めた地域ではありましたが、すでに確固たる地位を確立したといえるでしょう。
- Chalatenango(チャラテナンゴ)
- Citala(シターラ)
- Los Planes(ロス・プラネス)
- La Palma(ラ・パルマ)
- El Tunel(エル・トゥネル)
- Los Planes(ロス・プラネス)
- San Jose Sacare(サン・ホセ・サカレ)
- La Reina(ラ・レイナ)
- Talquezalar(タルケサラール)
- San Fernando(サン・フェルナンド)
- Jocotan(ホコタン)
- San Ignacio(サン・イグナシオ)
- Santa Rosa(サンタ・ローサ)
- Tejutla(テフトラ)
- Citala(シターラ)
- Santa Ana北部(サンタ・アナ)
- Metapan(メタパン)
- El Limo/El Limo de Montecristo(エル・リモ/ エル・リモ・デ・モンテクリスト)
- Metapan(メタパン)
【有名農園達】
- Santa Rosa/ J. Raul Rivera S.A. De C.V.(Santa Rosa, San Ignacio, Chalatenango)
- サンタ・ローサ/ ホルヘ・ラウル・リベラSA
- Mileydi/ Ever Leonel Diaz(San Jose Sacare, La Palma, Chalatenango)
- ミレディ/ エベル・レオネル・ディアス
- Pena Redonda/ Carlos Mauricio Lemus (El Tunel, La Palma, Chalatenango)
- ペニャ・レドンダ/ カルロス・マウリシオ・レムス
- La Bonita/ Norelvia Angelica Elias(Jocotan, San Fernando, Chalatenango)
- ラ・ボニータ/ ノレルビア・アンヘリカ・エリアス
- Don Octavio/ Jose Octavio Umaña(La Reina, Tarquezalar, Chalatenango)
- ドン・オクタビオ/ ホセ・オクタビオ・ウマーニャ
- Guachipilin/ Renato Diaz(Jocotan, San Fernando, Chalatenango)
- グアチピリン/ レナート・ディアス
- Roxanita/ Ignacio Gutierrez Solis(El Tunel, La Palma, Chalatenango)
- ロクサニータ/ イグナシオ・グティエレス・ソリス
- La Laguna/ Gonzalo Antonio Ticas(Los Planes, Citala, Chalatenango)
- ラ・ラグーナ/ ゴンサロ・アントニオ・ティカス
- San Nicolas/ Ignacio Gutierrez(La Hondurita, El Túnel, La Palma, Chalatenango)
- サン・ニコラス/ イグナシオ・グティエレス
Santa Rosa農園はEl Salvador で最も有名な農園と言えるでしょう。2014年、2017年、2019年のCOEで優勝し、それ以外でも毎年上位に入賞しています。Pacamara種のナチュラルがフラッグシップなのですが、しっかりしたワイニーフレーバーにパカマラの甘さと華やかさが顕著な素晴らしいコーヒーです。ファナティックがエルサルバドルCOEに審査員で行った時、もちろんブラインドですが、明らかに異彩を放っていたロットでした!
オーナーのRaulさんは上品な紳士でスーツをバシッと決めていて、奥様も女優さんのような美しいかたで、めちゃビックリした記憶があります。それまで農園主の方々は主に農家的なイメージが強かったので(ニカラグアとかホンジュラスとかね)・・・・。
Mileydi農園は2021年の優勝者で、2020年は3位。ここ最近の上位入賞が多く知名度が高くなってきた農園です。こちらもPacamara種ですが、酸が鮮やかでクリーンなコーヒーですね。惜しくも農園主の方はご病気で今年他界されてしまいましたが、エルサルバドルスペシャルティの歴史にその業績は残り続けるでしょう・・・。
Pena Redonda農園、La Bonita農園、Don Octavio農園などもここ最近のCOEの入賞が多く、顔なじみの農園と言えますね。
Guachipilin農園もたまに聞く農園名で、2017年のCOEでは18位になっています。2014年のCOEでも同名農園が入賞しているのですが、こちらはApeneca-IlamatepecのSanta Ana県のロットで全く別の農園になります。同じ名前で県違いはエルサルバドルに多いトラップですね(笑)。
Roxanita農園はワタル時代に特定のお客様向けに毎年小ロットのみ買い付けていた農園です。COEでの入賞実績もあります。エルサルバドルでは珍しいハニープロセスのコーヒーで茶色い生豆のアピアランスにも関わらず、あざやかな酸を発揮していたことが印象的でした。・・・普通ハニーの処理を行うと甘さと質感が強化されるのですが、ボディーは軽めでストラクチャーの強い酸があったので、面白いコーヒーでしたね。
La Laguna農園は昔El Volcan社の日本窓口であったElvy女史(エルヴィ)から紹介してもらった農園です。2012年のCOEで2位に入賞しています。きれいでなめらかな酸をもったPacamara種でした。派手さはないけれども上質で上品な魅力がありましたねぇ・・・。
San Nicolas農園はChalatenangoのPacamara種の中では、甘さとフレーバーがしっかりしており、いわゆる従来のPacamara種に近い華やかなフレーバーが特徴のコーヒーでしたね。こちらはバッ○さん系列のお店で扱っていると思います。2013年のCOEの1位です。
Alotepec-Metapanのテロワールはなんといっても、クリスピーで明るい酸ではないでしょうか。もちろん甘さと質感があるコーヒーもあるのですが、芯があって飲みごたえのある酸味はChalatenango界隈の最大の特徴と言えるかもしれません。
El Balsamo-Quezaltepec (エル・バルサモ・ケサールテペック山脈)
主要地区はLa Libertad県(ラ・リベルター)で、これに付随してSan Salvador県(サン・サルバドール)とLa Paz県(ラ・パス)の一部を含む生産地です。Quezaltepec(ケサールテペック)という名はたまに耳にしますが、それほどスペシャルティでなじみのあるロットはないですねー。・・・ですがCOEではぽつぽつ入賞しています。
- La Libertad(ラ・リベルター)
- Jayaque(ハヤケ)
- Nueva San Salvador/ Santa Tecla(ヌエバ・サン・サルバドール/ サンタ・テクラ)
- Quezaltepec(ケサールテペック)
- El Boqueron(エル・ボケロン)
- San Juan Los Planes(サン・フアン・ロス・プラネス)
- Tamanique(タマニケ)
- San Salvador(サン・サルバドール)
- La Paz西部(ラ・パス)
農園は・・・・。
- La Gloria/ Graciela Cáceres Martínez(Nueva San Salvador, La Libertad)
- ラ・グロリア/ ガルシア・カセレス・マルティネス
- Loma La Gloria/ Anny Ruth Pimentel(El Boqueron, Quezaltepc, La Libertad)
- ロマ・ラ・グロリア/ アニー・ルス・ピメンタル
La Gloria農園は結構質感がしっかりしていた記憶があります。・・・・ただ幾分昔のことなのであんまりよく覚えてなかったりして(笑)。2018年の7位に入賞しています。Apenca-Ilamatepecの方にもLa Gloriaと言う農園があってもはやどっちがだかもうわかりません・・・(´・ω・`)。
Loma La Gloria農園はワタルのウェブで販売しているロットで、全体的なコーヒーのキャラクターやフレーバーの明度が高い、いわゆるIntensityがしっかりしたコーヒーですね。・・・・しかしこちらも上記と違うGloriaなので、ややこしいですねぇ・・・・(こんなんばっかり・・・)。
この他にCOEでは2017年の24位にLas Tinieblas農園(Jayaque, La Libertad)。2018年の18位にLa Concordia農園(San Juan Los Planes, La Libertad)などが入賞しています。
El Blsamo-Quezaltecのテロワールは・・・・
・・・・・・
よくわかりませんです。ボディーが強め???かしら???
Chichontepec(チチョンテペック山脈)
La Paz県とSan Vicente県(サン・ビセンテ)をまたぐ産地です。・・・・ここ最近のCOEでの受賞はないですね・・・。
- La Paz(東部)
- San Vicente(西部)
・・・・・
このエリアはCatuai(割愛)します!!!(´・ω・`)
Tecapa-Chinameca (テカパ・チナメカ山脈)
エルサルバドルの東側であるUsultan県(ウスルタン)とSan Miguel県(サン・ミゲル)にまたがる生産地域です。COEでは3番目に入賞が多い場所ですが、総数としてはまだかなり少ないですね。Tecapa山を中心として産地が形成されています。COEは2018年での入賞が多く、6農園がランクインしています。
- Usultan(ウスルタン)
- Alegría(アレグリア)
- Berlin(ベルリン)
- San Juan Loma Alta(サン・フアン・ロマ・アルタ)
- Mercedes Umaña(メルセデス・ウマーニャ)
- San Jose Montanita(サン・ホセ・モンターニャ)
- San Miguel(サン・ミゲル)
農園は・・・
- Los Pirineos/Agricafe, S.A. De C.V.(San Jose Montanita, Beriln, Usultan)
- ロス・ピリネオス/ アグリカフェSA
- Las Palmas/ Agricafe, S.A. De C.V.(San Jose Montanita, Berlin, Usultan)
- ラス・パルマス
- Benasuque/ Exportadora Agricola Comercial, S.A. De C.V.(San Juan Loma Alta, Berlin Usultan)
- ベナスケ/エクスポルタドール・アグリコール・コメルシャルSA
Los Pirineos 農園は2019年に2位。Las Palmas農園は同年9位になっています。この2つは兄弟農園でオーナーは共にGilberto Baraona氏(ヒルベルト・バラオナ)です。2017年のCOEでは共に11位と12位に仲良く入賞しています。コーヒー業界ではSasa Sestic氏やTim Wendelboe氏も購入していたようです。最初にこの農園を見出したのは日本のSaz○ Coffeeの鈴○太郎さんであるとの記載がCOEのサイトに載っています。最近ではいろいろな品種に取り組んでいるようですね。
Benasuque農園は2021年の5位。2019年の9位に入賞しています。農園名ピレネー山脈に近いスペインの都市の地名にちなんで命名したようです。そしてこの農園は上記のLos Pirineos農園の隣にあります。
Tecapa-Chinamecaのテロワールもよくわかりませんねー・・・・。ファナティック的にはあまりなじみのないエリアですが、今後も素晴らしいコーヒーが現れてくる予感がありますです。
Cacahuatique(カカウアティケ山脈)
Morazan県(モラサン)とSan Miguel県(サン・ミゲル)の間にあり、エルサルバドルで最も北東にある生産地区です。
- Morazan(モラサン)
- Osicala(オシカラ)
- Caserío El Tablon(カセリオ・エル・タブロン)
- Osicala(オシカラ)
- San Miguel北部(サン・ミゲル)
農園はー・・・・
- San Carlos Dos/ San Carlos Dos De R.L.(Caseria El Tablon Osicala, Morazan)
- サン・カルロス ドス/ サン・カルロス・デR.L
San Carlos Dos農園は2021年に3位。2018年の38位に入賞しています。このCacahuatiqueエリアではこの農園のみの入賞しかありません。・・・・すごく優秀な農園なのかもしれませんね。2021年に3位に入るくらいだったら、近隣の農園もそれなりにポテンシャルありそうですねー。
Cacahuatiqueのテロワールですか???
・・・・・・んーーーーーーーーー(゜-゜)
わからん!!
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こんなとこかな?
・・・・サルバドルもなじみのある国なので、今日も細かいコンテンツになりましたのう・・・・。
一万字超えちゃった・・・・・・てへ♡
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エルサルバドル・・・・
この国には、救世主(El Salvador)がいるという・・・・。
来たれ!!!世紀末恋救世主・・・・!!!
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もう、オワタぁ!!!
「お前はもう“恋琲”を飲んでいる!!(・ω・)」
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Σ(゚Д゚)ガビーン