こんにちは!!
Coffee Fanatic三神です!!
個人的に最後の砦であった、ブルンジ・・・・。(/・ω・)/
商社時代に担当していた国だけあって思入れもヒトシオではあったのですが、なかなか腰が上がらず、執筆にたどり着いてませんでした(笑)。
コンテンツ的にはそれほど多くはならないんじゃないかなー?と思ってたら、予想以上に細かいテロワールまでたどれたのでちょっとびっくりしました。
コーヒーの品質的には北にあるルワンダに近いのですが、品質のポテンシャルはルワンダより高いと思います。昔はルワンダよりブルンジの方が少し経済が良かったのですが、今はかなり逆転して最貧国の一つとしても認知されています。
こういった国は第一次産業に力を入れざるを得ないので、裕福なルワンダよりも、コーヒーに掛ける期待と危機感は結構異なってきますね。中米の生産国に例えるとホンジュラスに近いかもしれません。コーヒー以外に多くの外貨を稼げる輸出産業がないため、国内のコーヒー生産をスペシャルティなどの高品質にシフトすることで収益を向上させたい意向が強く感じられます。
ただねぇ・・・・
アフリカ系の政府はなかなか頭が固くて、極端な政策を行いがちなのがつらいところですねー・・・・。( ;∀;)
コロナ以降はCOEもやらなくなっちゃったし・・・・。
・・・・・・
ただ、コーヒーはポテトを除けば、とってもフルーティーで甘くておいしーので、ぜひおすすめしたいオリジンですね!!
それでは行ってみよー!!
ブルンジの生産概要
- 伝播時期:20世紀
- 年間生産量(2022年):162,000袋
- 主な生産処理:水洗式(Soaking)
- 主なコーヒーロットの単位:政府系農協、民間、又は外資系企業によるエリア集積
- 主な品種:Bourbon Mayaguez, Mibirizi
- 主な生産形態:極小規模農家
- 主な収穫時期:4~7月
- 主要港:モンバサ(ケニア)、 ダル・エス・サラーム(タンザニア)
ブルンジは中央アフリカの国であり、北に接するルワンダと同じく小さい国土を有しています。ICOデータによると、2023年の生産量は162,000袋(9,720MT)で、過去には200,000袋程度を維持していましたが、近年は減少傾向にあります。1930年代ベルギーの植民地政策によりコーヒー栽培が導入されましたが、当時の生産量はそれほど多くなかったようです。1962年に独立を果たした後はコーヒー栽培が奨励され、紅茶や鉱物と共に重要な輸出商品へと成長を遂げます。一方で1993年~2005年にかけて起った内戦では多くの村や農園が打ち捨てられ、コーヒー産業は斜陽の時期を迎えます。これに加えて1994年に発生した隣国ルワンダの虐殺による混乱、フツ族とツチ族の対立等、長引く紛争によって歴代の大統領も暗殺されるなど、長期にわたって政情が安定しませんでした(アフリカは民族紛争と内戦が多い・・・)。内戦の終結した2005年頃から国としてコーヒー産業に投資を拡充することが決定し、またそれに合わせて外資系企業の参入も行われることとなります。なおCup of Excellenceは2012年から始まりましたが、2019年以降は停止状況となっています。国内の公用語は現地語であるKirundi語(キルンディ)、そしてフランス語が用いられています。
ブルンジに国内における農務局としてはODECA(農務局:旧ARFIC)、InterCafe Burundi(官民共同のEducational Boad)、らがあり、国内のコーヒー産業をサポートしています。
ODECA(Office pour le Développement du Café du Burundi)
ARFIC(Autorité de Régulation de la Filière Café)
https://en.wikipedia.org/wiki/ARFIC
InterCafe Burudi
https://www.cafeduburundi.com/mission-vision-goals/
かつて全てのCWS(生産処理場/ウェット・ミル)は政府が所有していましたが、近年ではその多くが民間に移譲されました。よって国内には政府系、企業系、外資系らの複数の系統に渡るCWSが存在します。ブルンジは開発途上国であり最貧国の一つとして挙げられています。収益を第一次産業や鉱物輸出に頼っているため、政府の外貨に対する管理が厳しく、コーヒーの輸出に関して厳格な規制が課されています。ブルンジではコーヒーの輸出において、一度得た外貨収益を中央銀行に入金してからブルンジ・フランに換金して戻すというレギュレーションがありますが、さらに民間企業の場合、輸出の際にデポジットを国に一度支払ってからでないと輸出できない場合があります。この様に国の規制が厳しく、正確な入金処理を政府に逐一報告する義務があります。
なお、コーヒー産業におけるケニアの成功事例(オークション・システムによる値崩れの防止及び入札の公平性)から、国のコーヒー取引、及び流通をオークション制に移行すべきという議論もあり、今後のマイクロロットの品質/流通に関してやや懸念が残る状態となっています。コーヒー産業の収益効率の低さを憂いたエチオピアでは、2008年にECX(取引所)の規制強化が実施され、優良テロワールのマイクロロットが入手できない事態に発展。2017年に緩和されるまで長きに渡ってコーヒー産業の発展/向上が妨げられました。この様にアフリカにおける生産国経済はコーヒーの品質や流通に大きな影響を及ぼします。
輸出規格/グレーディング
輸出規格は水洗式のみ定められており、基本的にはFW15以上(スクリーン15up)で、FW Aと最上位のFW AAが市場に流通します。生産処理はケニア等と同じく、Mackinnon製(旧イギリス=現インド企業)のディスク・パルパーを使用して果肉除去を行う事が多くなっています。比重選別の後に重い方からA1、A2といったように初期の品質分けがなされ、発酵/水洗の後は新鮮な水で灌ぐ工程=Soakingが行われます。なお乾燥はアフリカンベッドを使用します。また同国では水洗発酵時に雑菌の繁殖を抑えるための酵母添加を行うCWSもしばしば見られます。
Grade | Screensize (inch) | Retention in % | Defects | Brokens in % | Moisture % | Cup |
FW Ngmoa Mild | 18/64,16/64,14/64 or 10/64 | Min 60%>=16/64 | < 5 defects category 2 | 0 | 11.5 | Min 80% |
FW AA | 18/64 | 92% of 18/64 | Max 6% | <= 0.5 | 11.5 | Min 80% |
FW 15 | 18/64, 16/64, 15/64 | Min 60%>= 16/64 | Max 6% | <= 1 | 11.5 | Min 80% |
FW A | 16/64 | 80%>=16/64, max 20%<16/64 | Max 8% | <= 1 | 11.5 | Min 80% |
FW PB | >=12/64 | Max 88%>=12/64 | Max 10% | <= 2 | 11.5 | Min 80% |
FW B | >=14/64 | Min 88% of 14/64 | Max 12% | <= 2 | 11.5 | Min 80% |
FW TT | Rejects of FW AA; FW A; FW 15 | Min 60% between 18/64 and 16/64 | Max 35% | Max 10 | 11.5 | Average 60% |
FW T | Rejects of FW B & FW PB | Average 80% of 14/64 | Max 40% | Max 10 | 11.5 | Average 50% |
FW Stocklot (T&M) | All homogeneous lots with 11.5% humidity but not corresponding with above mentioned specifications and all rejects of above 5 % of overfermented coffees. | |||||
FW Ngoma – SDL | Specialty coffee indicating the coffee mill |
(引用)Burundi Classification, Coffee Encyclopedia, Supremo
https://www.supremo.be/en/node/15
【国内流通と収穫】
ブルンジもアフリカにおける典型的なコーヒーの生産体系を形成しており、小規模農家が自身で収穫した果実を近隣のCWS(Coffee Washing Station)に持ち込みます。その日一日で集積された果実は“Daily Lot=一日のロット”として生産処理され、単一の生産単元としてカウントされます。ロット名はそのまま村やコミューンの名前を関したものが一般的で、CWS名を辿ることによって生産地のテロワールをほぼ特定することができます。国内の小規模生産者は約600,000万世帯に上り、各々の農地面積は1haを下回る規模が大部分を占めます(0.5~5.5haに分布)。ブルンジの人口は約110万人ですが、農家の家族や農協など、コーヒー産業に関わる人口は総人口の50%にも上るため、この産業への依存度が顕著であることがわかります。内陸の国家故、出港に際してはケニアのMombasa、又はタンザニアのDar es Salaamのいずれかが使用されます。港までの輸送に時間がかかり、かつ大陸内輸送費がややかさむのが難点となっています。
(参考)Burundi, Sucafina
https://sucafina.com/na/origins/burundi?price=USD
(参考)BURUNDI, LIST+BEISLER
https://www.list-beisler.coffee/en/origins/burundi.php
【Sucafinaグループ】
Sucafinaはスイスの大手コーヒー商社/精選業者ですが、ルワンダ、ブルンジ、ウガンダ、コンゴなどにCWSや農協を設立して活動を行っています。特にブルンジへの出資が目立ち、COEでも多くの優勝CWSがこのSucafinaグループから輩出されています。環境や倫理的な側面に配慮し、極めて衛生的なCWS管理はまさに同国コーヒー産業のお手本とも言え、素晴らしいブルンジのマイクロクライメット/テロワールを現したコーヒーが生み出されています。
ポテト・ディフェクト
中央アフリカの生産国で悩みの種となっているポテト欠点。ルワンダ、ブルンジ、コンゴ、ウガンダなどで発生しますが、いまだ解決の糸口が見つかっていません。この欠点は強烈な生のジャガイモや、さやえんどうのような臭気が特徴で、生豆や焙煎豆の外観で判別することができないのが特徴です。アンテスティア(Antestia)というカメムシが媒介するバクテリアによって臭気が発生するとされていて、対策としては焙煎後強い臭気を放つもの除去するしかないのですが、無数にあるコーヒー豆の中から当該の粒を特定するのはかなり困難ですね。この欠点ゆえ、品質上の風味特性に比べてこれらの国々コーヒーの価格は伸び悩みが見られます。ブルンジはタンザニアやケニアに比肩する品質がありますが、大規模ロースターなどではポテト欠点発生頻度が高く(焙煎量が多いと欠点頻度が上昇する)なってしまうため、重大なクレームに発展すること可能性があることから採用に及び腰なのが痛いところです・・・。
ブルンジのテロワール
品質の高いコーヒー栽培エリアは北側のルワンダ国境に近い地域となっており、Kayanza地方、Ngozi地方、Gitega地方、Kirundo地方、Muyinga地方等が代表的なテロワールとして挙げられます。コーヒーには明確なフルーツ・キャラクターがあり、高い品質ポテンシャルを持っています。なおブルンジでの基本的な品種はルワンダと同じく、中米から伝播したBourbon Mayaguez種(ブルボン・マヤゲス=プエルトリコから伝播)やMibirizi種(ミビリジ=グアテマラから伝播)になります。嫌気発酵や特殊な品種を用いたロットなどは、まだそれほど現れてきていませんが、Geisha種の試験栽培は行われており、民間農協でもSL種、Batian種、Blue Mountain種などケニア系の品種を実験的に栽培している農園が存在しています。
【Provinces(地方/州)以下の行政区分】
- Communes/City(コミューン/都市)
- Collines/ Hills(丘=村?)
Kayanza Province(カヤンザ)
ブルンジで最も素晴らしいコーヒーを表す第一等のテロワールがKayanzaです。基本的にコーヒーの生産地は国の北側が主要地となっており、同国のCOEでも最も入賞数が多いのがこの地方です。スペシャルティコーヒーシーンでもなじみのCWSが多く集結し、素晴らしい品質のコーヒーロットが生み出されています。外資系商社であるSucafinaとパートナーシップを提携しているGreencoやBujestal、私営企業のKPC(Kayanza Premium Coffee)、政府系農協のSojestal Kayanza等の銘柄が特に知名度が高くなっています。また女性支援機構であるIWCA(International Women’s Coffee Alliance)の活動もよく見られます。上記でも述べましたが、CWS名と地域名称が同じであるケースが多いので、それぞれのCWSが担う周辺のテロワールがわかりやすい特徴があります。
- Butaganzwa(ブタガンズワ)
- Gahombo(ガホンボ)
- Businde(ブシンデ)
- Gatara(ガラタ)
- Gakenke(ガケンケ)
- Masha(マシャ)
- Mbirizi(ンビリズィ)
- Rubagabaga(ルバガバガ)
- Kabarore(カボロレ)
- Yandaro(ヤンダロ)
- Kayanza(カヤンザ)
- Butegana(ブテガナ)
- Gahahe(ガハヘ)
- Kibingo(キビンゴ)
- Kirema(キレマ)
- Mpanga(ムパンガ)
- Munkaze Coffee washing station(ムンカズィCWS)
- Nemba(ネンバ)
- Matongo(マトンゴ)
- Bwayi(ブワイ)
- Kinyovu(キンヨヴ)
- Muhanga(ムハンガ)
- Muruta(ムルタ)
- Buziraguhindwa(ブズィラグヒンドゥワ)
- Rango(ランゴ)
【Greenco扱いCWS】
COEでも特に入賞数の多いGreenco。CWSでの管理は外資系ということもあり、その運営、品質管理においては他のCWSを寄せ付けません。KibingoやNembaは共に優勝CWSですが、これ以外もCOEの上位に名を連ねます。
- Kibingo
- Nemba
- Yandaro
- Kagoma
- Gakenke
- Gahahe
- Masha
- Butegana
- Rubagabaga
Greenco
https://www.greencoburundi.com/
【Sojestal Kayanza扱い】
政府系の農協で頭角を現すのがSojestal Kayanzaです。Kinyovuは素晴らしい柑橘のジューシーさに溢れ、美しい酸を現す銘柄として高い評価を得ています。BwayiもCOEに複数回入賞している実力派です。これ以外にも数多くの参加CWSがCOEに入賞しており、その品質の高さで知られている農協です。
- Kinyovu
- Kirema
- Bwayi
- Butemba
【KPC扱いCWS】
KPCはコーヒーを以外にも様々な商材を扱う貿易会社です。Kayanzaの南部のGitegaに自社Dry Millを設立し、自社で一貫したコーヒー精選を行っています。オーナーはRamadhan Salum氏で複数のCOE入賞実績を誇る、同社のフラッグシップCWSであるBuziraguhindwa やMbiriziを運営しています。
- Buziraguhindwa
- Mbirizi
【MATRACO扱い】
Matracoも民間の農協であり、2012年代のブルンジ初代COEの優勝CWSであるBusindeや、Mpanaga等を扱っています。これらは共に日本でも知名度の高い銘柄です。
- Businde
- Mpanga
MATRACO
Kayanzaのテロワールは、柑橘やリンゴを思わせるような酸と甘さが特徴です。やや複雑さを伴ったフレーバー構成は、アフリカのコーヒーの中でも秀逸と言えるカップク・オリティーと言えるでしょう。しかし有名CWS以外ではポテト・ディフェクトやグラッシーな風味が感じられる場合もまだあるのが現状です。
Ngozi Province(ンゴズィ)
Kayanzaの東に隣接する県で、テロワール的にはKayanzaと主に双璧をなすテロワールがNgoziです。COEでの入賞件数も2番目に多い土地柄となっています。地理的には国のやや北東に位置しており、素晴らしい品質のコーヒーが数多く育まれています。
- Busiga(ブシガ)
- Rugori(ルゴリ)
- Gashikanwa(ガシキカンワ)
- Gatukuza(ガトゥクザ)
- Kiremba(キレンバ)
- Marangara(マランガラ)
- Mwumba(ムゥンバ)
- Nzove(ンゾヴェ)
- Tangara(タンガラ)
- Ngozi(ンゴズィ)
- Nyamurenza(ニャムレンガ)
- Kagoma(カゴマ)
【Ngoziの銘柄】
KagomaやNzoveはCOE入賞実績があり、共にGreenco傘下のCWSです。Gatukuzaは2019年にファナティックが訪問したCWSですが、その後なんとCOE一位に輝きました。このCWSはETS Nduwyezu社が運営しており、同社も複数の商材を扱う貿易会社になります。
- Kagoma/ Greenco
- Nzove/ Greenco
- Rugori/ Greenco
- Gatukuza/ ETS Nduweyzu
NgoziのテロワールはKayanzaと同じような風味特性を持っています。やや風味が強く、甘さやボディに秀でる印象があります。
Gitega Province(ギテガ)
KayanazaとNgoziの接する地点から南にある地方で、北部と南部に延びるやや縦長なエリアです。Kayanzaの部で紹介したKPCのドライミルなどがあり、コーヒー産業にとって重要な地区です。
- Gitega(ギテガ)
- Bukirasazi(ブキラサズィ)
- Buraza(ブラザ)
- Butemba(ブテンバ)
- Mahonda(マホンダ)
- Gishubi(ギシュビ)
- Ruhande(ルハンデ)
- Mutaho(ムタホ)
- Nyarusange(ニャルサンゲ)
【GitegaのCWS】
知名度のある銘柄ではSogestal Kirimiro農協が扱っている以下の3つCWSがCOEでの入賞実績を持っており、同地を代表するCWSとしての地位を確立しています。
- Butemba/ Sogestal Kirimiro
- Mahonda/ Sogiestal Kirimiro
- Ruhande/ Sogestal Kirimiro
Gitegaのテロワールは、北部ではKayanza寄りの印象がありますが、有名なCWSは南側に分布しており、これらはまた違った表情を見せます。酸はマイルドになり滑らかで甘いコーヒーが特徴です。
Kirundo Province(キルンド)
Nogzi地方の北東に位置し、国土の最も北東にある地方がKirundoです。地理的に見ると隣国ルワンダの東側に位置しますが、ルワンダではやや稀な(国土的に東の生産地域の面積が狭い)東側のテロワールに近似する可能性があります。このKirundo地方のCOEでの入賞はそれほど多くありませんが、品質の高いコーヒーが得られています。
- Kirundo(キルンド)
- Butihinda(ブティヒンダ)
- Muramba(ムランバ)
- Ntega(ンテガ)
- Vumbi(ヴンビ)
- Gasura(ガスラ)
- Kigobe(キゴベ)
【Kirundoの銘柄】
民間企業のKalicoの扱いが知られており、この農協はブルンジ北東のテロワールを主に扱う企業です。下記の銘柄がKirundo地方を代表する銘柄となっています。
- Gasura/ Kalico
- Butihinda/ Kalico
- Muramba/ Kalico
- Kigobe/ Kalico
Kalico
Kirundoのテロワールはより明るい酸とスムースなボディと言えるかもしれません。かつて扱ったGasuraはリンゴ酸のような風味と甘さがあり、ブルンジらしい酸質を十分に発揮していました。
Muyinga Province(ムインガ)
Muyinga地方はNgozi地方の東、Kirundo地方の南に接するエリアです。あまり著名な生産地ではありませんが、ブルンジの北側の優良なテロワールを有する生産地の一つです。
- Muyinga(ムインガ)
- Nyamaso(ニャマソ)
- Butihinda(ブティヒンダ)
- Gashoho(ガショホ)
- Gasorwe(ガソルウェ)
- Ngogomo(ンゴゴモ)
- Mwakiro(ムワキロ)
- Kavugangoma(カヴガンゴマ)
【Muyingaの銘柄】
Sucafina系列のBujestalの他、民間農協であるCOPROCAME(旧APROCO)が扱っており、2019年には数件のCWSがCOEに入賞しています。
- Ngogomo/ Bugestal
- Nyamaso/ Bugestal
- Kavugangoma/ COPROCAME
Bugestal
https://group.sucafina.com/network/bugestal-sa/
Ruvucoffee (COPROCAME)
https://ruvubucoffee.co.za/about-us/
Muyingaのテロワールはあまり知られていませんが、ブルンジらしい、北部県の特徴を現したロットが多いと考えられます。
その他の地方/州
上記で上げた北部地方の西、または南側にも生産エリアがあります。Cibitoke地方、Karusi地方、Muramvya地方、Muwaro地方、Rumonge地方、Rutana地方がこれらにあたり、少数ではあるものの下記のテロワールにおいてCOE入賞実績があります。
【各Procvinceと下位行政区画】
- Provinces
- Communes
- Hills
- Communes
- Cibotoke(シビトケ)
- Cibitoke (City)
- Murwi(ムルウィ)
- Karuzi(カルズィ)
- Karuzi (City)
- Gihogazi(ギホガズィ)
- Shombo(ションボ)
- Muramvya(ムランヴィア)
- Muramvya
- Bukeye(ブケレ)
- Kiganda(キガンダ)
- Mwaro(ムワロ)
- Mwaro (City)
- Kayokwe(カヨクウェ)
- Nyabihanga(ニャビハンガ)
- Rumonge(ルモンゲ)
- Rumonge (City)
- Burambi(ブランビ)
- Buyengero(ブヤェンゲロ)
- Kabumburi(カブンブリ)
- Rutana(ルタナ)
- Rutana
- Gitaba(ギタバ)
- Rutana
これらの地方における銘柄はまだそれほど知名度がなく、品質も北部の有名エリアに準ずる物となっています。しかし今後の同国の発展に伴い、新たな優良テロワールが見出される可能性もあり、ブルンジは将来の躍進に期待が持てる国の一つと言えるでしょう。
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ブルンジは“ブ”が多いな・・・・
ブルンジ、ブジェスタル、ブティヒンダ、ブズィラ、ブカフェ・・・・・
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ブーブー(`・ω・´)♡
みんなに愛でられる、そんなかわいい豚さんに私はなりたひ。
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ぶぇっぽ!!