夏だ!ビーチだ!アイスコーヒーだ!(?)
こんにちはFanaticみかみりょうです。
更新がご無沙汰してましてごめんなさい。ついこないだまでブルンジとルワンダいってました!もうすぐ実店舗オープンのこともあり、少しそわそわしている毎日です。
も少しまとめたら出張の記事も書きたいと思いますです。
今日はちと趣向変えてアイスコーヒーについてのたまってみたいと思います。
ちなみにいわゆるアイスコーヒーって、厳密には昔は日本にしかなくて、アメリカとか欧米ではコーヒーは基本ホットで飲むものでした。なので日本生まれとも言えますかね。
欧米も最近ではアイスコーヒーも飲まれますが、厳密には日本と違った形で消費されています。
アイスコーヒーの種類
- 普通のアイスコーヒー
- アイスアメリカーノ
- 水出しコーヒー(Cold Brew)
- Nitro Coffee
- 缶コーヒー
- Draft Coffee
まあまあ種類あったね。
冷たくてもコーヒーはおいしーもんねー
普通のアイスコーヒー
だいたいの場合はホットで抽出して急冷するタイプが多いのではないでしょうか?氷を追加することもあり、基本的には濃く抽出することが多いです。
伝統的には深煎りでAP-1とかWIB-1なんかのインドネシアのロブスタを配合してアイスコーヒーブレンドを作るのが多いかな?紙パックのアイスコーヒーは大体これ。
温かいコーヒーを冷蔵庫とかに入れて冷やすと濁るので、一番一般的なのは抽出時のドリップポットに氷をいれて、ドリップしながら冷やす作り方ですね。その場合、粉に対してのお湯は通常レシピの1/2の量にして濃く抽出して、1/2氷で冷やします。
2倍に濃くなった液体を氷で冷ましながら、最終的にはその溶けた氷で液体の濃さが通常になるように調整する感じですね。
例)いつもホットの時、粉20gで280cc投湯する場合。
→20gを140ccで抽出し、液体を受けるドリップポットに140gの氷を入れておく
抽出が終わったら冷蔵庫に入れて、提供時に氷を入れればOK。
かんたーんねー。
ちなみにアイスコーヒーはホットと違って24時間くらいは持ちます。コーヒープレスの場合は同じ容量のプレスを2個用意して、かたっぽで2倍に抽出して、もうかたっぽの方に氷を入れておいて、4分後(??だいたい4分だよね?プレスって)に氷の入った側に注げばOK!!
これぞ日本スタイル!!
アイスアメリカーノ
エスプレッソを水で割るスタイルですね。
濃い液体に加水するという点では通常のアイスコーヒーと同じなんですが、すぐ冷やせる&すぐ提供できるのが魅力ですね。ただ加水率が高いので口当たりはややボディーが弱いですね。
水出しコーヒー=Cold Brew
お湯ではなく、常温のお水で抽出する方法です。古くはダッチコーヒーといって、でっかい水槽みたいなボウルにお水を入れて、細挽きコーヒーが入ったスリーブに点滴抽出するものです。たしか1秒に1滴のペースで水を落とすんだったかな?
こんな形です。
日本でも昔の喫茶店で見る事があったかもしれません。それでもマイナーなので、結構マニアックですね。いまは不織布の麦茶パックやボトルに付け込んで抽出する器具も増えてきました。大体8時間位漬け込みますかね。
ハリオ
https://www.hario.com/cold_brewed_coffee.html
湯の温度が低いので酸味があまり抽出されません。なので酸が苦手な人はいいかもしれませんね。
伝統的にやや深煎りのコーヒーを抽出するのが一般的ですが、浅煎りでもうまく作ればおいしくできますよ。
ちなみに最近はアメリカで冷たいコーヒーを頼むと大体水出しが出てきます。アイスコーヒー=Cold Brewみたいな感じになってますね。
Nitro Coffee (Nitro Cold Brew)
やや深煎りの水出しコーヒーに窒素を添加して泡立たせるアイスコーヒーです。イメージはイギリスのビール、GUINESSのスタウトがモデルです。GUINESSは炭酸ではなく、窒素で加圧されており、注がれたときにかなりクリーミーなフォームが上面に形成されます。
Nitro Coffeeでも同じようにクリーミーなフォームが形成されて口当たりが滑らかになります。この設備はほとんどビールサーバーと同じで、ケグと呼ばれるステンレスタンク(樽)にコーヒーを入れて窒素ボンベなどで加圧して保存、提供します。
窒素は水に溶けないので、コーヒーに味の影響を与えることはないものの、溶けないゆえにかなり早い段階で泡が消えていきます(そうするとただの水出しに戻るだけ・・・うわあぁぁ・・・)。
最初のやったのはオレゴンのStump Townだったかな?いまでは日本でもちょくちょく見かけるところが増えてきましたかね?
缶コーヒー
日本では出荷量が減っている缶コーヒーですが、アメリカなんかでは逆に真新しいのかもしれません。
Flash Brew
カリフォルニアのVERVEでは無酸素状態で抽出したコーヒーを急速冷却、窒素充填した缶コーヒーを販売してます。
中国なんかでもCold Brewの缶コーヒーがロースターショップで売っていたりするので、ちょっと面白いですよね。これも最近増えているように思います。
Draft Coffee
Roast Design Coffeeオリジナル!名付けて樽生コーヒー!!上記のNitro Coffeeでは窒素を使いましたが、こちらは炭酸ガスを使用します。コーヒーの方も深煎りの水出しではなく、浅煎りの物を一度普通のコーヒーとしてお湯で抽出した後、粗熱をとって冷却したものを使用しています(ひと手間かけてるの♡)。
提供システムはまんまビールサーバーです。中身がコーヒーなだけ。うふ。
クリーミーな泡はそのままに微炭酸によるクリスピーな口当たりが気持ちいいです。いまはエチオピアのグジでやっているのですが、やや苦味のあるグレープフルーツフレーバーにエチオピアの香りが加わる、とってもジューシーなドリンクになりました。(おいすぃーーー!)
あわあわ♡
エスプレッソやコーヒーを炭酸水で割るところは多いけど、炭酸ガスをコーヒーに加圧して作るとこは見たことがないですね。
Draft(ドラフト)は樽という意味で、ビールケグから直接炭酸ガスで提供するので今回Draft Coffeeと名付けました。夏季、杯数限定で出しますのでぜひ飲みに来てね!!よろぴこ♡
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あなたの態度が冷たくても、私の愛は冷めることはないわ・・・!!
This is Draft Love!!
ずきゅーん♡